ヴィクトリア駅直結「ザ・グロブナーホテル(The Grosvenor Hotel)」宿泊記 #ロンドン旅行

初めてのロンドン旅行、なるべく観光に便利な立地にこだわってホテルを探した結果。19もの路線が走る巨大ターミナル、ロンドン・ビクトリア駅に直結している4つ星「ザ・グロブナーホテル(The Grosvenor Hotel)」に泊まりました。駅にレストラン、スーパー、ファストフード、ショッピングモールなどがある環境は最高! その一方、改築を重ねたホテルそのものの構造ゆえの問題もありました。「ザ・グロブナーホテル」のお部屋やアメニティ、泊まってみた感想をまとめます。

1862年開業の4つ星ホテル「ザ・グロブナーホテル」

まずは「ザ・グロブナーホテル」の解説から。ビクトリア駅に建てられたこのホテルはロンドン初の鉄道ホテルとして1862年に誕生しました。現在は全346室の客室のほか、館内には会議室やバー、レストラン、カフェも併設しています。

徒歩圏内には王室厩舎、ウエストミンスター寺院などがあります。

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直結する「ロンドン・ヴィクトリア駅」からホテルへ出入り

駅直結のホテルだけあって、コンコースにホテルへの通用口があります。電車から降りて外にでることなく、ここからホテルに出入りできるのはなかなか便利。雨が多いロンドンならばなおのこと、傘をさすことなくおでかけにも行けます。「ちょっとごはん」「お土産の買い物を」というときにも、ここから駅ナカのお店にぶらりと行けるのは駅直結のメリットですね。雨がひどい夜にも、傘をもつことなく地下鉄でハロッズへ食事にお出かけできたのもよい思い出。ヒースローへの玄関口となるパディントン駅や、郊外への高速鉄道が走るイーストン駅へもビィクトリア線で1本です。

ちなみにこの出入り口には手数料フリーの両替所が店を構えています。滞在中、現金が足りないときに重宝しました。隣の隣には「WASABI」という寿司店がありますが、中華の香辛料が周辺にすごい勢いで香るので手を出しませんでした。

写真を撮るのが楽しい、「ザ・グロブナーホテル」の高雅な空間

四つ星ホテルの名にふさわしい、随所に意匠を凝らした内装は何度見ても見飽きません。大理石の階段を昇って2階の吹き抜け部分も、贅を凝らした細工が随所に見られました。

エントランスに吊り下げられた巨大なシャンデリアは特注品。LEDライトとフランス製の金の煌めきが空間をいっそう華やかにみせていました。

泊まったダブルルームのお部屋はこんな様子

ロンドンのホテルは狭いというのが定評。「ザ・グロブナーホテル」のダブルルームは24平米と意外にも余裕をもった造りになっていました。ドアを開けるとゆったりとした廊下と、その先にベッドルーム、バスルームと続きます。日中は日がたっぷり差し込み、冬でも室温を18℃に設定しないと暑いくらい。

古いホテルですが内装はキレイにリフォームされていてモダンなインテリアでした。所々にユニオンジャックのポスター画があるのもかわいいです。ベッドのシーツは日本だと毎日交換がスタンダードですが、滞在4日間中ずっと同じだったのにはびっくり(一日目にお茶を少しこぼして汚したので……)。

テレビモニターはPHILIPS製。あまり映りがよくなくて、終始ざらざらとした映像だったのが残念。デスクは海外のホテルにしては比較的横幅が狭かったです。そのため、化粧と仕事をここでする身としてはPCを出して仕事をするときには化粧アイテムを片付け、化粧するときにはPCをどかす。という、整理整頓好きな人からみたら当たり前の作業が発生するのがズボラーとしてはかなり面倒くさかった(笑

ガラス扉のむこうがバスルームです。

お風呂にはバスタブがあるので手足を伸ばして浸かり、疲れをとることができました。ここのアメニティのボディソープがなかなか物がよく、お肌がツルツルになりましたよ。

グランドインペリアルレストランを利用してみた

滞在中は毎食どこでたべても主食がパン、付け合せにフライドポテト、パン、フライドポテトのエンドレスリピートに疲れてしまい。お米がどうしても食べたくなって1階にあるグランドインペリアルレストランへ。

広東料理のお店として、ここは地元ロンドナーにも知られた存在だそう。

四つ星ホテルのダイニングだけあって、高級感ある内装です。家具や書など調度品はどれも本格的で、味に否が応でも期待が高まったのですが。

まずは軽い口当たりの青島ビールで喉を潤し。

白いごはん(Steamrice)と麻婆豆腐でお腹いっぱいになろう!と意気込んだものの。やや黄ばんだ白米と、麻婆豆腐といえば麻婆豆腐の味な麻婆豆腐。お肉もひき肉ではなく、細切れの豚肉なのもまた残念な感じ。これだったら中華街に行ったほうが間違いがなかったかも。ロンドンには日本のラーメン店も出店しているので、米が食べたければそっちに行くのが正しい選択です。

利用客の9割がアジア人だったので、みんなパンに飽きてお米や麺が恋しくなった様子が見て取れて面白かったのが唯一の収穫かな。

体力がいる、部屋までの移動

古いホテルとはいえエレベーターはフロントから3機あり。移動にも不便なしかと思いきや、これに乗っても直接部屋のあるフロアに行けない、まさかの展開。部屋にもよるのでしょうが、全346室という広さのうえに魔改造すぎたのがこのホテルの難点でした。

用意された3階の部屋に行くのに、まずエレベーターで3階に行き。そこからぐるっと歩いてまわって増築された隣の建物へ移動。そして階段を降りてまた歩く……。なぜ直接泊まる部屋のフロアへエレベーターで上がれないのか、これがもう苦痛でした(廊下はふかふかの絨毯敷きなので、キャリーバッグが転がらないんだよぉぉぉ……)。

駅直結のホテルの最大のメリットって、大量の買い物をしてもホテルに荷物を置きに戻りやすいことだと思うのですが、この館内アクセス難では意味をなさず。最終日は6日分の大量の荷物と重いキャリーバッグを引きずることもできず、担いでチェックアウトするのがもう泣きそうでした。

英語ができればポーターを呼ぶんだけど、会話に自信がなく。これで腰がだいぶやられました。ホテル予約時にエレベーター近くの部屋がいい、などリクエストをつけたほうがいいかもしれません。

有ったアメニティと日本から持っていくべきもの

日本のビジネスホテルが快適すぎて、海外に行くと本当に不便さをひしひしと感じます。「ザ・グロブナーホテル」のアメニティは以下のとおりです。

  • タオル類(ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオル各2)
  • せっけん
  • シャンプー、コンディショナー
  • シャワーキャップ
  • ボディローション
  • ボディソープ
  • ドライヤー
  • 衣類用アイロン
  • 紅茶、コーヒー
  • ポット

ポットがあるのと紅茶、コーヒーがひとそろいセットされていました。ただし、ミネラルウォーターが無料でサーブされているわけではなく、使用時には洗面所で水くみです。

逆にアメニティとしてなかったものが以下。

  • バスローブ(スイートルームなどDXならばあるらしい)
  • スリッパ

なるべく荷物を減らしたいタチなので、部屋着として着るバスローブがなく。持参しないとならないのはちょっと残念でした。ないと不便なので、プライマークで買った夏用のサンダルとTシャツ、ジャージで滞在中はしのぎました。

「ザ・グロブナーホテル」の総括

ホテルの滞在費用はExpediaを経由して予約し、一泊あたり17,478円でした。「ザ・グロブナーホテル」に宿泊して良かった点はこんなかんじ。

  • 駅直結なので食事に行くにも買い物に行くにも屋内移動のみでフレキシブルに動ける
  • オプショナルツアーがビクトリア駅集合に指定されたものが多く、時間に余裕をもって動けた
  • ヒースロー空港からパディントン駅で下車、ビィクトリア線1本でホテルへ行ける

「せっかく行くから、小奇麗なホテルかつ便利な立地に」と思って決めた「ザ・グロブナーホテル」。立地も設備も申し分ないけれど、しょっちゅうフラフラ観光して歩いて夜寝るだけのホテル滞在としては豪華過ぎました。もっと費用を削って、そのぶん豪華にごはんを食べればよかったなと後悔。ホテルそのもののクオリティは高いので、誰が泊まっても大きな不満はないと思います。