南京町に宿を取った翌朝に中華粥が食べたくなり、お店を探しましたが南京町の中華街にはその手のお店がなく。ホテルから徒歩圏内にあった元町の点心と中華粥専門店「圓記」へ行ってきました。
「圓記」へは元町駅から北へ徒歩3分
神戸の中華街・南京町は目下、肉まんやスープなどワンコインで食べ歩きできるお店が主流。朝だからとて、中華街を出すお店もなくて、南京町のドーミーインから元町方面にある中華粥の人気店・圓記へとてくてく足を伸ばしました。
訪れたのは11時過ぎ。朝の行列が一段落した頃合いではありますが、雨のなか行列ができていました。中をのぞくと家族経営なのかな? 空いているテーブルもあるけれど片付けが追いついていない様子。逆にいえば、並んでいたとしても片付けば中へと入れるわけです。
待ちながらメニューブックを回覧。プリンターで手作りしている感じがまた中国っぽい。
お粥と双璧をなすのが、ハイアットリージェンシー大阪で経験を積んだ点心師が作る点心。どれもリーズナブルでおいしそう……。元気ならば中華粥だけでなく、香港焼きそばや点心もいただきたいところ。なれど、前日飲みすぎてお酒がまだ残っている感じがあり。プレーンの中華粥とタピオカマンゴーをオーダーすることにしました。
追加注文は不可なので、お腹の容量と熟考して注文しました
香港ローカルの雰囲気満点! とろとろのお粥がおいしい
お水も有料とのことなので、お茶を注文。銀のポットに入っているのはアツアツのジャスミンティーでした。
注文した白粥は大きくて深い器に並々と。上には小ネギと揚げた皮を散らしていました。3時間かけて炊いたというだけあって、とろとろの食感。お米の甘さとやさしい塩加減で食が進みます。量は多いので、点心をいくつか頼むならお粥を二人でシェアしてもよさそう。
油条があればいうことなしですが、見当たらなかったのだけ残念。
予想していたとおり、お粥だけでお腹はいっぱいに。デザートには甘いマンゴータピオカにしましたが、これも飲んだ翌日には優しい味。熱いお粥のあとに冷たいデザートってなんでこんなにおいしいのでしょう。
ひとりで来たので食べられる量にも限りがあり、今回は少なめのオーダーでしたが友達と再訪して点心をお腹いっぱい食べたくなるお店でした。店外に金冠の実が鈴なりの鉢植えが並んでいたり、外に出したベンチでやおら一服する女将さんの姿が見れたりと、本当に香港に来たみたいな雰囲気で大好きになってしまいました。
また来たら点心の様子を追記したいと思います。
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