大好きな漫画家・大和和紀先生と山岸凉子先生のお二人が札幌で原画展とトークショーを行うと聞き、札幌まで飛んで 行きました。整理券配布からの限定グッズの購入など、盛りだくさんの内容で夢のような時間を過ごせました。原画展の様子やトークショーは撮影禁止でしたが、展覧会の様子を残しておこうと思います。
10時10分、会場となる東1丁目劇場に到着
朝5時に地元駅を出発し、羽田空港から新千歳札幌へ。この展覧会の限定グッズが買える物販は整理券を11時から配布と発表があったので、大急ぎでやってきましたが到着したのは10時10分。すでに前には60人位が並んでいる状況でした。聞けば地元・北海道の別の街から車を飛ばしてやってきた人もいれば、グッズのために千葉から前日入りしている猛者も。
この時点で50個しかないアイテムはちょっと諦めムードに。氷点下の気温のなか、11時まで屋外で並びましたが憧れの先生たちのトークが聞けること、グッズが買えるのかどんな原画が並んでいるのか興奮しきりで寒さは感じなかったです。
11時 待機列が動いて会場内へ
会場の出入り口には萩尾望都先生からのお祝い花が並んでいました。これも撮影スポットになっていて、入場しながらみんなパシャパシャと。
事前の予想どおりアクスタを買える確率が高い50番台よりも後ろ。でも目の前に並んでいた方の番号が、私の番号より7つも早くて唖然。これじゃあ並んだ意味がないのでは……と思っていたら、案の定。後方でほかの人同士、揉め事に発展していました。一人ひとり番号を渡せばいいのに、なぜか同時に4~5人入れていくのでこうなりますよね……。
当日の見取り図が配布されていました。まず私たちは④で番号順に並び、グッズが購入できるエリアへ誘導される模様。先に数十人がいるわけで、その間は何のグッズを買うか展示コーナーに並んだグッズを見ながら渡された買い物用紙にマルをつけたり購入数を書き込んだり。
原画展のほうへ流れたいのに、いつ呼ばれるかわからなくてロビーをうろうろするしかなく。そして11時半から待機列に呼ばれるはずでしたが、初日らしくバタバタで結局呼ばれたのは12時。そして更に列を移動して、グッズ販売エリアの手前で30分ほど並び、ようやくお目当てのグッズが買えるという流れでした。
「大和和紀・山岸凉子 -札幌同期二人展-」で買ったもの
絶対に欲しかったもののひとつが、この「大和和紀・山岸凉子 -札幌同期二人展-」のイベント名が入ったクリアファイル。
お二方の美しい絵柄が入っていて、もう仕事の資料はこれにしか入れません!というくらいベタ惚れ。
サイズ違いでA5サイズも一揃い買いました。
あともうひとつ、絶対欲しかったものがこの御朱印帳。残念ながら山岸凉子先生の図柄版は売り切れてしまいましたが、大和和紀先生の図柄版は購入できました。
あとはフォトフレームに入れて飾ろうと思って一揃い買った、ポストカード。
先生方のファンに送る用に買った一筆箋。早くも大活躍中。
知人に頼まれたマグネット。図柄がもう好みの世界観のばかりで、送る段になって自分用にも買えばよかったと後悔しました。
入場時に配られたポストカードとチケット。プレイガイドのチケットとは別に展覧会用のデザインで配布してくれるのは嬉しい!
余談ですが、この日つけていったアクセサリーはこれ。六本木のサントリー美術館で行われた聖徳太子展で買った漆塗りのネックレス。日出処の天子にひっかけてのコーディネートでした。
14時30分からはトークショー
このトークショーは撮影禁止だったので、画像はありません。高校時代の奇跡的な出会いから、デビューする前のお話、互いの作品への感想や作画のエピソードなどを披露。たっぷり1時間15分、ここだけのお話を聞くことができました。
そもそもこの企画展、お二方が発起人代表と副代表になっている「北海道マンガミュージアム構想」がベースになっていて、札幌市の協力で実現したもの。大和先生が「北海道って漫画家が本当に多いんです」と仰っていましたが、なるほどこの図版をみると今をときめく『ゴールデンカムイ』の野田サトル先生や『ルパン三世』のモンキー・パンチ先生、『キャンディ・キャンディ』のいがらしゆみこ先生、『かってにシロクマ』の相原コージ先生、『ぶっせん』の三宅乱丈先生など綺羅星の如し。こんなに多いとは……と驚かされました。
原画展は『あさきゆめみし』や『日出処の天子』のカラー絵のほか、連載時の原稿もずらり。これまで印刷・製本されたもので読んできたわけですが、実物の線の美しさ、インクの濃淡、ペンタッチの強弱を間近で見ることができて万感こみ上げるものがあり。まさか原稿で泣くとは思いませんでした。
美しさが芸術作品、特にカラーはもはや日本画の領域に達しているのではないでしょうか……。まだ会期は3月下旬まであるので、躊躇っているファンの方がいたらぜひ北海道へ行ってきてほしいです。その価値、絶対にあります!
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