コロニアルな外観と内装が素敵なデザインホテル「カボションホテル」。併設するタイ料理レストラン「タイラオイェー(Thai Lao Yeh)」は、宿泊客でなくとも利用できます。「カボションホテル」の雰囲気を味わいつつ、おいしいタイ料理を食べるならぴったりのレストランです。ランチタイムに往訪した際のメニューと感想をまとめます。
カボションホテルってどんなホテル
カボションホテル(CABOCHON HOTEL)とは、1920年代の租界時代の上海をイメージしたバンコクにあるデザインホテルです。ホテル内には8つの客室しかなく、静かにホテル滞在を愉しみたい人にはうってつけ。
ロビーやラウンジにはアンティークの小物がディスプレイされ、レトロでノスタルジックな魅力でいっぱいです。
カボションホテルのレストラン「タイラオイェー」
お食事をいただく「タイラオイェー」は、ランチやディナーで宿泊していない人でも利用ができます。ここでは日本人にも馴染みのあるタイ料理のほか、ラオスなどの珍しい郷土料理も。特徴的な内装は、100年前のタイの村をイメージしているそうですよ。よくよく観察すると、テーブルに使われているのは古いミシン台だったりと随所に遊び心満点です。
「タイラオイェー」のランチメニュー
嬉しいことに「タイラオイェー」の平日限定、日替わりランチメニューは日本語表記でした。スープやサラダ、メインなどがセットになっていて350バーツ。外国で食事のメニュー選びは悩ましいのですが、“イカと香草炒め”や“干しエビとピーナッツのパパイヤサラダ”など、どれも具材を交えてわかりやすく表記されています。ニガテな食材があれば避けて注文できるのも助かります。
日替わりメニューのほかにグランドメニューも利用できます。辛さを表す唐辛子マークがついているので辛いものがニガテだったり、逆に激辛好きなら目安になります。
タイといえばファンが多いのがカレーですよね。「タイラオイェー」でもいろいろな種類のカレーを味わえます。
「タイラオイェー」で食べたもの
この日オーダーしたのはランチメニューではなく、グランドメニューのなかからマッサンカレー、ガイヤーンをオーダーしました。
一皿目、ジューシーな鶏肉を油を落として焼き上げたガイヤーン。酸っぱ辛いソースをつけていただきます。お肉の旨味がぎゅっと凝縮されていて、とってもおいしい! 暑いタイの昼下がり、ビールとともにかぶりつきたいメニューです。
2皿目、マッサンカレー。唐辛子のマークがついてはいたものの、さほど辛くなくサラリとしたコクのあるカレースープがごはんとよく合いました。
ゴロゴロとお豆も入っていて、食べごたえがありました。
酷暑期の訪問だったので、食後に冷たいデザートを食べました。マンゴーとたっぷりのミルクがかかったかき氷、これがとってもおいしくて。滞在中に食べたタイのデザートのなかでもこれが一番おいしかったです。
「タイラオイェー」の感想
バンコクの滞在、ホテルはリヴァアルンバンコクに滞在しましたが、実は最後まで「カボションホテル」と迷っていました。
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家のインテリアもコロニアルな雰囲気でまとめているので、ひと目見た時から「ここは泊まりたい!」と思ったものの。最終的には眺望が素晴らしいリヴァアルンを選びました。実際、レストランの利用でホテルを訪れたところ周囲はマンションや戸建てがある住宅街。遊びに出たり、ちょっとした買い出しには不便そうな立地だったんです。
ゆっくりとホテルで過ごしたい人にはおすすめですが、拠点と考えてアクティブに活動したいならレストラン利用でよいのかもしれません。客室は見ることができませんが、中庭やロビー、ラウンジは充分に雰囲気を堪能できますよ。
カボションホテル
住所:14/29 Sukhumvit 45 Road Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110, Thailand
タイ語表記:14/29 สุขุมวิท45 แขวงคลองตันเหนือ เขตวัฒนา กรุงเทพฯ 10110
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