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観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」(大阪阿倍野橋~吉野神宮駅間)乗車記

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阪急電鉄が大阪阿部野橋駅 ~ 吉野駅間を1日2往復で運行している観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」。大阪の阿倍野橋駅から吉野神宮までの区間を乗車してきました。切符を予約する前に、個人が書いた乗車記やブログなどを読んで、実際の車内の様子や食堂カーの様子、グルメ、乗車感などリアルな声を知りたい人も多いはず。そんなニーズに向けて、乗車検討の際の参考になればと「青のシンフォニー」の乗車記をまとめます。

目次

観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」の乗車雑感

まずは乗車してみて感じた、率直な感想を次のとおり列記します。

良かった点

  • 内装の見どころが多い
  • 食事がおいしい
  • 座り心地がよいシート

気になった点

  • 乗車時間が短く、電車旅を楽しむ時間が足りない
  • 団体客と一緒になるとトイレが不便

大阪阿部野橋から吉野神宮までは1時間15分の旅。吉野神宮駅で下車して、観光タクシーでぐるりと吉野の見どころを見て回る予定でした。そのため、乗車時間が短くなってしまい車内の内装やシートなどの写真を撮ったり食堂車で飲食をしていたらあっという間に到着。

ほぼ自分のシートに座っている時間がないような短さでした。せっかくの観光列車なので、座って車窓の景色を楽しむ余裕をもつには、終点まで乗るのがベターかもしれません。

また、食事は地元・奈良の食材を使ったものがズラリとラインナップ。おいしいものが多く、朝食を控えめにして乗車し食堂を利用することをおすすめします。

唯一残念だったのは、旅行会社主催の団体客ツアーを一緒だったこと。食堂車に大挙して場所取りをしたり、トイレを仲間内で入れ替わり立ち替わり利用されてしまい、なかなか使えないことに困った思い出。ツアー客との混載が予約時にわかるといいなあと思いました。

では、車内の様子や乗車レポートへと進みます。

東京方面から阪急線「大阪阿部野橋駅」への移動ルート

「大阪阿部野橋駅」と「吉野駅」間を1日2往復、計4便のダイヤで運行する青のシンフォニー。4便といっても吉野発の列車もあるので、観光に行きがてら乗るのならば10:10発か14:10発の2本です。さらに行った先で観光して日帰りで奈良市街なり大阪に戻るならば、10時発の列車一択でしょう。私は吉野観光をして奈良市に泊まる旅程だったため、10時10分発の列車に乗車しました。関東住まいなので、この観光列車に乗るためには次のような移動で向かいました。

06:45
東京駅

JR東海道新幹線 のぞみ277号 に乗車

09:09
新大阪駅 着
09:21
新大阪駅 発

大阪メトロ御堂筋線 なかもず行 に乗車

09:44
天王寺駅 着

駅構内を徒歩で移動し、近鉄線へ

09:50
大阪阿部野橋駅 着

特別観光列車が発着する4番線へ

自宅は東京駅まで30分なので、逆算すると起床時間は5時半。座っているだけとはいえ、早朝からの大移動なので体力は使います。特に行き先はアップダウンがある吉野山。時間的に余裕のある旅ならば前日に大阪入りして一泊し、10時チェックアウトで向かうと疲れもなくよいのかもしれません。

「青の交響曲(シンフォニー)」車内の様子

列車の予約は阪急の予約サイトから行いました。5日前の予約だったため、平日でしたが席はほぼ満席状態。取った座席は、デラックスタイプの前方にある一人シートです。予約サイト上の表記で車いすのマークがあり、数日は予約をせず様子を見ていましたが前々日になってもまだ空席。阪急に問い合わせたところ、空いていれば予約してよいとのことでした。

以前イギリスで乗ったベルモンド・ブリティッシュ・プルマンのような内装を意識してか、重厚感と高級感を併せもつデザインです。

ドア横のポールもほかにない、細かな細工が目を引きます。

2号車の車内ラウンジの様子。ベンチの前には書棚があり、吉野や奈良に関する書籍が並んで、自由に手にとって読むことができます。

食堂エリアへと連なるスペースの区切りに、天井付近には桜の模様を施したアイアンの細工も。至るところに細かなあしらいがあって、発見するのが楽しいです。

「青の交響曲(シンフォニー)」で食べたもの

乗車してからすぐに撮影した食堂車。列車が駅を出て、食堂車の準備が整うと放送が流れます。ただ、待ってましたとばかりに人が殺到してしまうので(私もそのひとりではありますが)、様子を見て早めに並んでおくのがおすすめです。コロナ禍での運行のため、アクリル板での仕切りと一席空けのボードが配置されていました。

メニューは奈良の地鶏を使ったカレーやスイーツ、おつまみなどの軽食が並びます。おみやげのお菓子やオリジナルグッズもあり、買いたいモノで溢れています。

朝、新幹線のなかでお弁当をいただいてしまい。カレーを食べるほどの余裕はないので、葛城高原のモッツアレラチーズとじゃばらのハイボールをオーダー。葛城高原という地名を耳にするのははじめてでしたが、モッツアレラチーズのおいしさが群をぬいていました。

オリーブオイルと塩こしょうを好みでかけていただきます
STEP
STEP

不二家のお菓子でお馴染みのミルキーのような甘さとミルク感がたっぷりと凝縮。もっちりしていて弾力が強く、水っぽさが一切ありません。これはとてもおいしいので、ぜひともお土産にも用意してほしいところ。

じゃばらはグレープフルーツにも似た苦味と酸味のバランスが共存する柑橘類。アルコールで割っても風味が強いので香りも味も負けず、とてもおいしくいただきました。

御朱印帳も売っていたので、サンプルで紙質を確認して購入。社寺のもの以外で買う御朱印帳は、駅スタンプを押す台帳に使用しています。

列車はあっという間に下車駅へ

内装の撮影や食堂車での飲食を愉しんで、座席に戻ると車窓はいつの間にか緑深い景観に変わっていました。

5~6月の青々とした山を見るのが好きで、思い返せば高野山へ行ったのも今時分でした。

あっという間の1時間15分の列車旅。吉野神宮駅で下車し、走り去る青の交響曲を見送りました。たまたま駅で知り合ったおじさまが「次は”あおによし”に乗ろうと思うてますねや」と仰っていて。観光列車が複数走っている関西在住の人を羨ましく思ったものです。

短い時間ですが、おいしいグルメと美しい景観を堪能できた青の交響曲、乗車記でした。吉野に行くならぜひ利用してみてください。

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記事を書いた人

大浦 春堂のアバター 大浦 春堂 旅作家|編集者

旅作家で編集者。旅を生業にしているのに重度の出不精。ビールとおいしい食べ物、博物館、歴史的建造物、ショッピングバッグ、ミュージアムグッズが大好物。GRⅢを片手に旅した記録を綴ります。撮りたて写真はInstagramからどうぞ。

📕著書:
『神様とつながる暮らし方』(彩図社)、『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)、『神社とお寺 おいしいお詣りスイーツ』(講談社)、『東京いちどは訪れたいお寺の名建築』(エクスナレッジ)。

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