自分だけのインク見本帳。かわいいインクカードの作り方

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深すぎるインク沼に落ち、どんどん増えていく万年筆のインクたち。コレクションから使うインクを選ぶ際に色味を確認したい場面は多々あります。そんな時に便利なのがインクの見本帳。専用ノートに書き付けたり、カードを作ってファイリングしたりとやりかたは千差万別。自分らしくインクの管理ができたらな、と思い名刺カード印刷を利用して自分だけのインクカードを作ってみました。

私がインクカードを作る理由

使うインクを選ぶ際、気にしているのは白い紙や黄身がかった紙など、使う用紙との相性やです。淡くても使えそうなのか、濃さはどうか、今の使いたい色はなにか。いろんなことを加味しながら、使う1本を決定しています。

私の場合、青いインクに心を奪われていて、集めるインクは微妙な差がある青系のインクばかり。冴え冴えした青、さわやかな青、重厚なブルーブラックなど多彩なインク色から探さねばなりません。もっぱら家での書き物にはガラスペンを使うので、試し書きすればいいのかもしれませんが洗浄の手間が惜しいときも。

そこでインク見本帳で色を選んだら、選定がもっと便利になるのでは。そう考えたのがきっかけです。

いろんなインクカード、見本帳がある

数多いる愛好家がどうやって管理しているか調べてみると、みなさん独自で自分がやりやすい・わかりやすい方法で作成していることがわかりました。文具ライターの武田健氏はセクションという名刺カード大の情報整理カードをベースに、シールをつかって見本カードを作成。一枚一枚をファイリングしていました。

絵心がない私は、インクカードに自作イラストはハードルが高い。そこで武田氏のようにカードに書いてファイルで管理をすることにしました。

インクカードの作り方

とはいえ、あっさりしすぎているのもつまらない。名刺大の情報カードを使うなら、いっそのこと名刺印刷を利用して低コストで自分だけのインクカードの制作をすることに。試行錯誤して自分の好みの世界観でこんなカードを作ってみました。

インクカードのデザインは和モノが好きなので、そんな世界観を取り入れてみました。使うなら楽しいものがいいですもんね。鳥獣戯画から本を参考に兎をひいて、筆ペンでトレース。ちゃんとガラスペンをもたせていますが、これはだけは自作です。下にはサインもいれてみました。

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インクボトルを配置したのは、文字だけでなく色味がわかりやすいようにということと、いろんな人の自作のインクカードをみてあるとかわいいなと思ったから。何回かイラストにトライしましたが失敗したので、ボトルのイラストは素材集を利用しています。同じ素材から四角いマスや山のイラストも追加して、トンマナをあわせています。

▼四角や山のイラストで利用した素材サイト

こんなふうに、あらかじめイラストを印刷で入れてしまえば、あとは塗るだけ。絵心がなくてもかわいいカードに書くたのしみができて、かなり大満足です。

印刷はいつも名刺や封筒を発注している会社に依頼し、送料込みで800円程度で刷り上がりました。一番安い名刺の印刷用紙ですが、インクものるし不便はありません。

作ったインクカードはダイソーのファイルで保管

これはDAISOでみつけた、2リングアルバムと粘着タイプの台紙。ワインや日本酒のラベル収集につかわれるアレです。インクを名刺ファイルで管理するかも考えましたが、なんだか事務っぽいなあと。アルバムなら開くのが楽しいし、ぴったり。

1Pにインクカードを2枚しか貼れないのがやや難点ですが、低コストで自分だけのオリジナルのインク見本カードができたのがうれしい! こうしてみると青のインクといっても、色がぜんぜん違って眺めているだけでも楽しくなりますね。

以上、インクカードを自作のお話でした。