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【万年筆インク帖】コトバノイロ「雪国」のレビュー

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国内外の筆記具を扱う通販サイト「世界の筆記具 ペンハウス」のオリジナルインクシリーズである「コトバノイロ」。文具ライターの武田 健氏がプロデュースした、日本の近代文学をテーマにしたオリジナルインクシリーズです。17色のなかからレトロな青みがかったグレ-の「雪国」を買ったのでレビューします

目次

コトバノイロ「雪国」でインクカードを作成

『雪国』のインク名は文豪・川端康成の代表的な純文学から。トンネルを抜けると、の書き出しが印象的なあの小説です。プロデュースした武田氏によると、インクはこんなイメージで作られたそうです。

雪深い国の静寂と、人々の悲しみと情熱。
作品に描かれる光と影を表現してみました。

「Pen-House」公式サイトより引用 https://www.pen-house.net/category/PENT_INK_2/42386.html

インクカードにのった文字は通販サイト上で確認できた見本色やパッケージの色と同じ発色で、味わいのあるブルーグレイです。

「いろはうた」を試し書き。ガラスペンを使用していますが、たっぷりインクをつけた箇所でもレッドフラッシュは起きませんでした。

コトバノイロ「雪国」を使ってみて

しっとりとした、落ち着きのある色味でグレー好きなら納得のインクだと思います。どことなくレトロな風合いもあって、寒中お見舞いのハガキに使うインクとしても活用できそう。淡さはさほど感じないので、白い用紙だけでなく黄みがかった用紙でも視認性を落とすことなく使えるのでは。

普段、日記は青いインクで書くことにしているのですが、気分を変えて「雪国」の日もあります。ドラマチックな繊細さをもつ色で、「雪国」の購入をきっかけにコトバノイロのインクシリーズを買い集めてしまいそう。こんなインクを開発する人って、感受性がとても豊かな人なのでしょうね。

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記事を書いた人

大浦 春堂のアバター 大浦 春堂 旅作家|編集者

旅作家で編集者。旅を生業にしているのに重度の出不精。ビールとおいしい食べ物、博物館、歴史的建造物、ショッピングバッグ、ミュージアムグッズが大好物。GRⅢを片手に旅した記録を綴ります。撮りたて写真はInstagramからどうぞ。

📕著書:
『神様とつながる暮らし方』(彩図社)、『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)、『神社とお寺 おいしいお詣りスイーツ』(講談社)、『東京いちどは訪れたいお寺の名建築』(エクスナレッジ)。

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