インクがどんどん増えてきて、管理するために最適なインクカードの作り方を試行錯誤しています。自作のカードを作るより、さらに簡便にできる方法として試したのがMIDORIのデコレーションスタンプシリーズ「Paintable」です。紙にスタンプするだけで大枠ができるので、あとは記録するインクを使って書くだけ。簡単でかわいい仕上がりになったので、作り方と使用感をまとめます。
MIDORIのデコレーションスタンプ「Paintable」

文具好きなら知らない人はいないブランド「MIDORI」。子供のころからMIDORIのペンやノートが大好きで、いつもわくわくしながら使ってみました。最近では万年筆に夢中で、もっぱら書き心地にこだわったノートの「MDシリーズ」を愛用しています。
公式サイトで商品をちょくちょく眺めているのですが、そこで目に入ったのがこのスタンプです。手帳術の本をみていても、絵心がない私は予定やらtodoを書くのが精一杯。ノートのデコレーションには無縁な生活ですが、これなら誰でもかわいく手帳をつけられそう。しかも「インクボトルの絵柄ってインクノートにぴったりでは?」と、ひらめきました。
「Paintable」でインクノートを作成

用意したのは無印良品のスリムノートです。

中は無地で、スタンプを押しつつコメントを書き入れる余白が欲しかったので、縦長の形状を選んでみました。

届いたスタンプです。同じ型でさまざまな絵柄が出ており、スタッキングして収納できるそう。インクは補充できるので、長く使い続けられるのもいいなと。

結構ゴツいのかな、なんて思っていましたがとてもスリム。下のキャップを外して、ペタペタと押印していくだけです。

力の加減で濃いところ、薄いところがでてしまいましたがとてもかわいいイラストです。すぐ乾くので、続けてぺたぺたと押していきます。

スリムノートを横にして使ってみました。これで上にスタンプ、下にコメントを書き入れるための余白ができました。

スタンプの罫線にそって試し書きをしつつ、インクボトルには水でインクのばして筆でさっと塗ってみました。上からペンで色をいれてもにじまないと謳っていましたが、本当ににじまなくてびっくり。
さあ、これで色が一目瞭然。インクノートやインクカードも目的って、個人的に「今日はどのインクでガラスペンを使おうか」「この万年筆は手帳に使いたいから、濃い青をいれたいな」など、気分で探す時もあれば色の質感で選ぶ時もあり。そのためには、パッと見で色の具合がわかるようにしておきたいのです。

手軽にかわいいインクノートに仕上がったなと思います。絵心がなくても、スタンプで手軽に作れるのは本当に便利。

最後にインクの裏写りをチェック。ほのかに透けて見えるほか、ボトルを塗り込めたところが裏抜けしてしまっていますね。どんなノートで作るのかは、まだまだ改良の余地がありそうです。
MIDORIではスタンプノートも販売しており、裏写り対策としてコレを次回買ってみようと思います。スクエア型なので、4枠スタンプできそう。
以上、スタンプを使って手軽にインクノートを作る方法をご紹介しました。ほかにも名刺印刷サービスを使って、自作のインクカードも作っています。

これより今回はノートにスタンプなので、さらに簡単なインクの記録帳づくりですが、自分なりに楽しんで管理方法をみつけて練り上げていくのも、文具の楽しみ方かと。ぜひ、参考にインクノートづくりにチャレンジしてみてください。