KING JIMの「FLATTY(フラッティ)」はごちゃつきがちな鞄の中を整理して、モノが取り出しやすくなるバックインバックの便利アイテム。これまでもパスポートケースとして偏愛してきましたが、使い続けるとほかにも旅に役立つ使いかたがいっぱい見つかりました。
今回はFLATTYと旅をテーマに、私がどんなふうに使っているのかご紹介しましょう。
「旅×FLATTY」を試行錯誤し始めた理由
最初はパスポートケースから始めたFLATTYで考える旅の整理術。私は大雑把な人が多いとされるB型なので、まさに整理はもっとも苦手な部類。領収証の整理や持って帰ってきた半券、案内書の類はこれまで一緒くたにA4のクリアファイルに放り込んでいました。帰宅後は着替えやお土産、詰め込んだ旅行グッズの片付け、加えて数日穴を開けた分お仕事も溜まっていて、これらの片付けは二の次三の次。その結果、せっかく持ち帰ったものもしばらく放置。なかには気がついた時には散逸してしまったものもありました。
そこでなんとなく話題になっていたFLATTYを買い、使い始めてみたところ予想以上に使いやすい! 余計な装飾がなく、シンプルな分アレンジ次第でいろんなことに使えることに気づきました。今では私の旅に欠かせないトラベルグッズのひとつになったので、その使い方を中心にまとめていきます。
「旅×FLATTY」のアイデアその1:パスポートケース
過去記事の「キングジムのバッグインバッグ「フラッティ」がパスポートとチケットケースにぴったり」でもご紹介したのですが、この使いかたはほんとにおすすめです。
改めてまとめると、私が考える最強な理由は次のとおり。
- 鞄のなかから取り出しやすい
- 出入国カードや税関申告書の記入に必要なものをひとまとめにできる
- 機内の座席で雑誌フォルダに入れておけばカード配布後記入がしやすい
- 搭乗時や免税店での買い物時にチケットをこのままスキャンできる
空港内のお買い物で必要なチケット提示も、FLATTYをそのままレジで渡せば出し入れせずにそのままバーコードスキャン。鞄からケースを取って中身を出す、しまうといったストロークが鞄からの出し入れだけという最小限で済むので動作もスマートですよね。
私は申告書類は機内で記入を済ませたい派なので、筆記具も入れて収納しています。このセットを搭乗後に座席シートの背もたれにあるマガジンラックに差しておくだけ。
書類が配布されたらフライト中に記入を済ませ、パスポートと一緒にFLATTYのなかに保管しておけば審査時にまとめて出し入れできます。
ほかにも鞄など荷物を預けたときに出される番号札なども、FLATTYにまとめておくと管理がしやすいですよ。私はキャリーケースの鍵も無くさないよう、ここに入れて持ち歩いています。強力な磁石でぴったり封ができるので、これまで出し入れや持ち運びの最中に蓋が開いたこともなく安心して使っていますよ。
「旅×FLATTY」のアイデアその2:レシート、領収書ケース
旅行中ってレシート、領収証が溜まりやすくありませんか。長めの海外旅行や出張だと特にこの傾向にあり、お財布がパンパンに。経費処理のために捨てるわけにもいかず、見た目は悪いしお財布が使い難くなるので、なんとかしたいと思っていたところFLATTYが解決してくれました。
整理整頓のマイルールは、たったの2つ。
ホテルでまとめて整理
FLATTYは観光の際に持ち歩かず、ホテルのお部屋に置きっぱなしにして、1日1回夜の寝る前などお財布から溜まったレシートを取り出してFLATTYに移します。海外旅行などはおもにこの方法にしています。
携帯してこまめに整理
お昼ごはんやカフェ休憩、ディナー、電車やタクシー、バスなどの移動中に生じる合間の待ち時間にお財布からレシートを取り出して、FLATTYに移します。レシートや領収証が増える取材出張ではこの方法にしています。
FLATTYを持ち歩いて都度溜まった時に整理するのは気持ちがいいのですが、治安の悪い国に行くときには不必要にお財布を鞄から出し入れは避けるのがベター。海外旅行でレシートを移し替えるなら、1日1回だけホテルで作業するのがおすすめです。
「旅×FLATTY」のアイデアその3:チケットやパンフ収納
旅行に記念にと、使用後も大切に持ち帰っている入場チケット。以前はパスポートケースに雑多に入れていました。でも帰宅後の荷物の片付けが煩雑すぎて、ついつい整理が後回しに。旅の最中に分別して持ち帰れば、最悪しばらくこのままの状態でも“ちょい置き”からの紛失も避けられます。
ほかにも神社や仏閣、美術館や博物館などで配布される案内書や由緒書もカバンにそのまま入れると折れてしまうアイテム。これもFLATTYに入れて整理すれば安心です。いつも社寺に参拝するとおみくじをひいて、啓示として持ち帰るのですがこれも一緒に入れておけます。
「旅×FLATTY」のアイデアその4:御朱印と御朱印帳の収納
そして社寺参りといえば、御朱印もFLATTYで収納が便利。いつも仕事カバンや国内の旅行バッグには必ず御朱印帳と小銭入れのセットを忍ばせています。一般的な御朱印袋だと柔らかい材質なので、長く使っている間に帳面の四隅が傷むような気がしてFLATTYに切り替えました。
書き置きの御朱印がある社寺でもらう半紙は、特に折れが生じやすいもの。FLATTYでつくる御朱印ケースなら、そのまま入れるだけでしっかり保護してくれます。
「旅×FLATTY」のアイデアその5:小さなお土産の収納
海外に行くと多くの国でエコの観点からレジ袋が有料化に。お土産物を売る雑貨店でも、小さな物だと「袋は要る?」と聞かれることも増えました。郷に入っては郷に従えで、私もショッピングバッグは持ち歩くようにしています。ところが小さな物だとカバンの中で行方不明になったりカメラやポーチ、お財布に挟まれて折れてしまうものも。
立体的なものは別ですが、ピアスやネックレスのようなアクセサリーや社寺でいただく御守などはFLATTYに入れることにしています。どこも折れたり曲がることなく、買ったときの状態のまま持ち帰ることができますよ。
ほかにもかわいいコースターや紙ナプキンなどを持って帰るときにも使えます。
「旅×FLATTY」のアイデアまとめ
サイズ展開が豊富なので「これはなんに使えるかな」と考えながら、今も手持ちのサイズを増やしていっています。繰り返し鞄に入れて旅行で使っていますが、ヘタることもない丈夫さもお気に入り。さすが鞄の中の整理整頓アイテムだけあって、今回紹介した5つのFLATTYを全部入れて持ち歩いてもかさばらないし、取り出しやすいのがすごいと思います。
もしFLATTYが気になったら、まずは海外旅行のパスポートケースに使ってみて。便利さをきっと体感できるはずですよ。
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