日本でもマカロンやかわいい雑貨が大人気のラデュレ。パリに来たら、ぜひラデュレでおいしい朝ごはんを食べてみませんか。食後には併設されているブティックでスイーツや雑貨のお買い物も楽しめますよ。
「ラデュレ本店」はマドレーヌ駅からすぐ
パリ市内にいくつかあるラデュレのうち、おすすめは地下鉄8号線、12号線、14号線のマドレーヌ駅(Madeleine)駅から歩いて約3分の場所にあるラデュレパリロイヤル(LADUREE PARIS ROYALE)です。ここは1862年の創業の地で、ラデュレらしさを味わうならうってつけの場所でもあります。オペラガルニエからも徒歩圏内で、20分もかからずに到着できます。
観光シーズンに限らず、買い物やカフェを利用する人々で列をなすラデュレ。混まないおすすめの利用時間は朝なんです。平日は8時(土日は9時)から営業しているので、ちょっとだけ早起きして朝ごはんを食べに出かけてみましょう。朝食を済ませたあとはお隣のメゾンも混まないので、ゆっくりと買い物を楽しむことができますよ。
「ラデュレ」のサロン・ド・テで食べられる朝ごはん
ラデュレパリロイヤルのサロン・ド・テ、1階は席数もさほど多くなく、こじんまりとした作りです。店内のロココ調の装飾や優美なインテリア、天井のフレスコ画にしばしうっとり。
フランス語で朝食はPetit-déjeuner(プティデジュネ)といいます。朝食に限らず、メニューは公式サイトから事前にダウンロードができます。フランス語に自信がない人や、迷ってしまいそうな人は日本であらかじめダウンロードしておくのもよさそうです。
[sanko href=”https://www.laduree.fr/laduree-paris-royale.html” title=”ラデュレパリロイヤル レストランの紹介” site=”Ladurée Paris” target=”_blank”]
※上記サイトの「Voir les menus du restaurant」をクリックすると最新のメニューがダウンロードできます
ラデュレの朝食で人気が高いのはブリオッシュで作るパンペルデュというフレンチトーストです。これもおいしいのですが、甘いものが苦手な人は焼き立てのデニッシュで朝食もおすすめ。紅茶と生搾りのオレンジジュースに、お好みのパンを選べます。
パンは中央に置かれたトレイを自分で見に行って、好きなものをオーダーします。パンはお隣のブティックでも購入できますよ。パリの定番・クロワッサンや甘くグラッセしたりんごが入ったショーソン・オ・ポム(アップルパイ)、パン・オ・ショコラ、ブリオッシュなど種類も豊富で目移りしてしまいそう。
オーダーしたパンはお皿にのせてサーブしてくれます。はちみつやジャムも添えてくれるのですが、開けるのがもったいなくてお土産に持ち帰りました。
白パンにはフランス産のバターが添えられていました。これが味が濃くて塩気もちょうどよくて、もっちりおいしいパンと合わせると絶品で。パリを離れる前にデパートで探しましたが見つからなかったのが残念。
紅茶は銀のティーポットに熱々のお湯を注いで出してくれます。持ち手が熱くなっているので、ラデュレの掛け紙をしてくれる気遣いもうれしいですね。
フランスのカフェやスーパーで定番のオレンジジュースは、どこも搾りたてのフレッシュなジュースでびっくりするくらいおいしいんです。マドラーがつけられているのも、果肉の沈殿を混ぜるためのもの。旅先でのビタミン補充にいつもあちこちで飲んでしまいます。
食後には併設のショップでお買い物を
サロン・ド・テの入り口に、グッズが一部陳列されていますが種類がいっぱいあるのはお隣のブティックです。いったん外に出てから入り直します。
ディスプレイは季節ごとに変わるので、パリ訪問のたびに足を運んでしまいます。この撮影時期はちょうどバレンタイン前。ピンクのマカロンや箱にハートがかわいかったです。
シックなサロン・ド・テとは対照的に、明るいブティック。日本でいうところのウナギの寝床のように細く奥へと続く店内なので、混まない時間帯に行くほうがじっくりと買い物ができると思います。朝食後に行くと、開店間もないのでショーケースのなかのケーキも揃っています。
さきほど頂いたパンもこちらで購入できます。移動中のおやつや、ホテルの夜食におすすめ。
ほかにもおみやげに買って帰りたい焼き菓子もずらりと。すみれの砂糖菓子「violettes cristallisees」はフランスの定番のお菓子です。
日本でもなかなか高価なラデュレのお菓子。お手頃になにか買いたいならば、小さなカメオ型のチョコレートはいかがでしょう。1つから購入できて、1.90ユーロとお手頃なんです。フレーバーもバニラやジャスミンなどさまざま。細かなプチプラお土産をいくつかセットにして贈る、お土産詰め合わせにすれば、珍しさもあって喜ばれるのでは。
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直営ショップ以外でもラデュレが買える
ラデュレのお茶など、パティスリーはモノプリでも購入することができます。
ほかにもベルサイユ宮殿のミュージアムショップとしてラデュレが入っていたりと、パリにいると比較的アイテムが手に入りやすい環境です。ショップへ直接行く時間がないときは、ぜひボンマルシェやモノプリで探してみてくださいね。
本記事で紹介した店舗
フランス語表記
店舗名:LADUREE PARIS ROYALE
住所:16-18 Rue Royale, 75008 Paris