日本でもお馴染みのアベンヌやメルヴィータ、NUXE(ニュクス)などフランスコスメを買うならば絶対ココに行かねば! というショップが「シティファルマ(Citypharma)」です。コスメの品揃えはもちろんのこと、シティファルマの魅力はなんといっても驚く安さ。友達へのバラマキ土産を探したり、フランスコスメを試すのにもおすすめなんです。
「シティファルマ(Citypharma)」へのアクセス
シティファルマへは、メトロM10に乗って「Mabillon(マビヨン)駅」で下車。地上に出てから徒歩5分程度で到着です。
地上に出て1分程度で緑色の十字マークが見えるので「あ、着いた!」と思ってしまうのですが、この薬局はパスして。
車がたくさん停まっていてわかりにくいのですが、右手の建物1階部分にPHARMACYの文字が見えるはず。ここが目的地のシティファルマです。
パリの中心部にも近いので、地下鉄の乗り換えが面倒ならばルーブル美術館からタクシーで移動すれば約10分程度ですよ。
「シティファルマ」に行くべき時間帯
常に大混雑のシティファルマですが、買い物のおすすめ時間は開店から1時間以内の午前中。陳列棚の商品もきちんと並んでいるだけでなく、店内でゆっくりと品定めができる時間帯です。
シティファルマは午後は特に混雑していて、地元客や観光客でぎっしり! 小さな店舗なので、混んでいると陳列棚間の移動も大変。じっくり品定めができにくくなってしまいます。ましてやフランス語が苦手な人は、なおのこと。商品ボトルの表記と買い物メモのにらめっこをして買い物するならば、空いている午前中、特に開店間もなくが断然おすすめです。
「シティファルマ」の買い物ポイント
まず入り口で荷物チェックを受けて店内に入店。さほど広くない店内にぎっしり陳列棚が入っているので、なるべく身軽に出かけると手にとって品物を選びやすいと思います。激安なのでお目当てのブランドがある人は、大量買いをしてしまうこと必至。そのため、シティファルマに行く日は一度ホテルに帰って荷物を置くことを念頭に置いてスケジュールを組むとよいです。
シティファルマで売っているのは、フランスのコスメのほかに医薬品やシャンプー、ボディソープ、毛染め、歯磨き粉などのトイレタリー。
たとえばこのオーガニックの美容オイル。5.5ユーロ~9.95ユーロ(1ユーロ125円計算で690円~)程度から購入できます。ココナッツやアボカド、キャロットなど珍しいものもあるので話のタネにもなります。
また、お目当てのブランドがひとかたまりになって陳列されているかと思いきや、店内に点在していることも。丹念にフロアをぐるりと見て回ると、思わぬアイテムがみつかるはずです。
「シティファルマ」で買えるNUXE(ニュクス)の種類と価格
日本では美容オイルで知られるニュクス。乾燥しがちなパリで暮らすパリジェンヌにも人気が高いスキンケアブランドです。黄金色のオイルには、ツバキオイルやアルガンオイルがたっぷり配合。肌だけでなく、手やツメ、髪など全身に使える万能オイルなんです。
洗顔後にワンプッシュしてオイルをつけたら、その後は手持ちの化粧水をたっぷりなじませます。これで飛行機の乾燥ダメージもなんのその。砂漠肌の私でも肌荒れどころか、肌がすべすべになりました。
日本でニュクスのプロディジューオイルを購入する場合、100mlのボトルは公式サイトで5,508円。Amazonなどの通販サイトの正規輸入品で4,000円台です。
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それがシティファルマで購入すると、21.49ユーロ。2,699円程度で購入できてしまうんです。初めて購入したのは、シティファルマデビューした2年前。それ以来、必ずここで数本まとめ買いして帰国しています。
そして運がよければセールに出会えることも。
オイル2本で32ユーロ(4,020円)、1本あたり2,010円という安さ!
ほかにもニュクスはクリームや化粧水、メイク落としなどいろんなスキンケアラインが勢揃い。ただ日本の公式サイトで売っているものが必ずあるわけではなく。なかにはエリア毎に限定販売しているものもあり「安ければ試しに買おうかな」と思ってメモして行ったら、欲しいものがなかったことも。逆もしかりでフランスだけで販売しているアイテムもあるので、スタッフに聞きながら自分の肌に必要なアイテムを探してみてください。
「シティファルマ」で買えるアベンヌの種類と価格
日本で最も有名なフランスコスメ、アベンヌ。南フランスのアベンヌ村に湧き出る温泉水を使った低刺激のコスメライン。ハンドクリームやスプレーは日本でも人気の高いアイテムです。
シティファルマでは、アベンヌのコールドクリームが1本3.9ユーロ(489円)から。化粧落としやスプレー、クリームなども豊富に揃っていました。
どれくらい安いか、定番のアベンヌウォーターで300mlで比べてみましょう。
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日本だと1本1,200円~のアベンヌウォーターですが、シティファルマだと1本5.99ユーロ(752円)で手に入ります。
ほかにも日本未発売アイテムもいっぱいありました。日本での知名度も高いブランドなので、誰に差し上げても喜ばれました。
「シティファルマ」で買えるメルヴィータの種類と価格
アルガンオイルで人気のメルヴィータもフランス発のオーガニックコスメ。日本にも駅ビルやショッピングモールなどに直営店があるので、フランスと同じ品揃えで購入ができます。でもやっぱり、シティファルマだと安い!
メルヴィータの一番人気、アルガンオイルで比べてみました。公式サイトでは1本3,600円、Amazonの輸入品で2,770円でした。
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シティファルマだと、セール時で1本10.29ユーロ(1,292円)とかなりの安さ。機内販売や免税店よりも断然安いので、お土産にしたら喜ばれました。ほかにもオイルはローズヒップ、アルガンなどもあるのでこの値段なら何本か買って、使い比べてもよさそう。
シティファルマで買えるWELEDA(ヴェレダ)の種類と値段
ボディのマッサージオイルと頭皮ケアオイルで有名になったWELEDA(ヴェレダ)も、シティファルマで取扱のあるコスメです。
定番のホワイトバーチのボディオイルで比較してみます。公式サイト、Amazonともに4,104円でした。
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シティファルマでは、2本セットになった状態で23.97ユーロ、3,011円で購入できます。
シティファルマで探すバラマキ土産
パリでお土産というと、お菓子やコスメが私の定番です。シティファルマはプチプラアイテムが豊富なので、バラマキ土産を調達する場所としてうってつけ。私のおすすめは次のアイテムです。
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- リップクリーム(参考価格:メルヴィータで4.9ユーロ ※615円)
- 石鹸(参考価格:メルヴィータで4.99ユーロ ※626円)
- ハンドクリーム(参考価格:ニュクスで3ユーロ ※376円)
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リップクリームは軽くてサイズも小さいので、たくさん買ってもスーツケースを圧迫しないのがよいところ。石鹸は洗顔だけでなくボディにも使えるし、敏感肌の人ならばクローゼットの引き出しに入れて芳香を移すアイテムにもなるので、人を選ばずにプレゼントできる利点もあります。
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とにかく安くて、買い物していると頭が真っ白になってしまいそうになるシティファルマ。コスメ好きならば1時間では足りないほど、店内でのお買い物を楽しめるはず。肌の状態をみてコスメをアテンドしてくれる店員も多くフロアに待機しているので、頼ってみては。カタコトの英語で「Dry」とか「Aging」というだけで通じますよ。
この記事が誰かの役に立ちますように。
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