広島港(宇品港)から松山港へ!「SEA PASEO(シーパセオ)」で行く2時間40分の船旅

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広島港から出るシーバス「SEA PASEO(シーパセオ)」に乗り、愛媛県・松山市に行って道後温泉やら観光、グルメを楽しむことに。広島市内からの移動手段や船の内部の様子、おすすめの過ごし方などをまとめておきます。

目次

そもそもなぜ「SEA PASEO(シーパセオ)」に乗ったのか。

推しのライブが広島であり。翌々日は福岡公演のため、一度関東に戻るのも旅費がかかります。中一日空くなら、そのまま西日本に滞在して、ゆっくり観光することにしたのです。前日入りでゆっくり福岡もアリですが「せっかくならなかなか出張に行く機会が少ない四国へ行こう!」と、広島→松山→福岡の強行日程を組んでみました。

ところがです。

出かけた2月は船のメンテナンス期間で、お目当ての「SEA PASEO」の本数が少なく、1日3本のみ。しかもちょうどよい昼前の便に乗ると、市街地への到着は15時を過ぎてしまいます。

瀬戸内海汽船株式会社 HPより引用 https://setonaikaikisen.co.jp/

どうせ行くならゆっくり観光したいですしね……

やむなく、朝5時台出港の一便で四国は松山を目指すことにしました。

シーパセオの乗船切符は広島港で直接購入

広島市内で滞在していた宿は駅前大通にある「ベッセルホテル広島 平和大通り」で、中区宝町という所にありました。バスや路面電車などの交通機関は営業時間外ですから、タクシーしか移動手段がありません。

ホテルのフロントで広島港までどのくらいかかるか聞いてみたところ、朝なので道が混まないだろうという前提のもと15~20分程度とのこと。配車アプリの対応エリア外だったため、ホテルにタクシー手配を相談したのですが、早朝のため「数が少ないのでご自身でお電話されてみてください」と断られてしまいました。

ホテルのHPにタクシー手配も可能とあったので聞いてみたのですが……

“広島市内”“タクシー予約”で検索してみて、表示されるタクシー会社に順々に電話すること4軒目でやっと引き受けていただけました。稼働されているドライバーさんが少ないのと、予約済の場合が多いとのことで前日よりも早めに手配するのが良さそうです。

出港は朝5時45分なので、お迎えは5時に。タクシーに乗って人気のない道をひた走り、到着したのは無人の広島港……。待合施設に明かりはついているけれど、人っ子一人いないし施錠されているしで半泣きに。

周辺をうろうろしたところ、こんな立て看板を発見。

てくてくと人影のいない港を歩くと、こんなサインがあったので「間違いではなさそう?」と半信半疑で歩き続け……

「お目当てのシーパセオではなくシースピカ!?」と出てきた看板の表記に若干ビビリながら、道なりに歩みを続けること1分。ようやくチケット売り場に到着しました。

広島港のターミナルとは打って変わって小屋のような雰囲気にびっくり

無事にチケットを買い、時間になるまで待合所で待つことに。中には自販機とベンチがあるだけで特にお土産の購入だとか観光パンフレットを見て情報収集するといったことはできませんでした。

待合室には7組程度の人がスタンバイしていました。ご夫婦や家族連れ、自分のような単身旅行者とさまざま

いざ、シーパセオに乗船!

時間になると係の人から案内があるので、乗船口に移動します。近くでみるシーパセオは思っていたよりも大きくてしっかりした船でびっくり。もっと簡易的な船を想像していました。

順番にタラップを登って船に乗船していきます。みなさんお目当ては「OZASEKI(おざせき)エリア」と呼ばれる、靴を脱いで上がれるブースで一目散に目指していきます。

かくいう私もここを確保したひとり。荷物をここへ置いて、ブーツを脱いで寛げるのはとても快適でした。後ろのお兄さんは入るなりソファーに寝転んで睡眠の世界へ。いろんな過ごし方があるものです。

荷物を置いて、シーパセオの艦内散策へ

前方のカーテンは乗船時は閉じていましたが、日の出とともに乗務員が開けに来ました。ここは大海原をパノラマで見ることができる「リラックスシート」エリアです。

売店の隣にある「パノラマエリア」は、一人掛けの椅子がずらり。注文した食事をここで食べる人もちらほら。

こちらも靴を脱いで上がれる「KOAGARI(こあがり)エリア」。ここも真っ先に上がって場所を確保し、横になって寝る方が多くいました。横になって手足のばして寝られるのって貴重ですもんね。

シーパセオの売店でカレーを食べました

乗船後、まもなくオープンしていてちょっとした飲み物や飲食、お土産探しに重宝したのが売店です。うどんや広島名物の「がんす」など、旅情を感じさせてくれるものばかり。スナック系のお菓子もあったりして、コンビニで買い物せず乗船しても不便はありませんでした。

朝が早かったもので、6時半をすぎるとお腹が減ってきまして。上陸後の松山で名物を食べたいと思いつつ、せっかくなので土日祝日限定のシーフードカレーを食べることに。

とろとろに煮込まれたカレーと、シーパセオのロゴ入りスプーン。お水を添えて出してくれました。スパイスの風味とマイルドな口当たりで朝でもペロリと平らげました。

もちろん朝ビールも飲みました。朝日を眺めながらのビールは格別です。

シーパセオのデッキも散策してみる

デッキへの出入りも自由なので、腹ごなしに散策してみることに。乗船したのは2月ですが、海風の強さが多少ありましたが上着を着れば寒さは特に問題なく。

だんだんと白み始めた瀬戸内の風景の美しさは、写真に収めたくなります。

一眼レフを構えたお兄さんもちらほらといました。始発便は人が少ないので、こういう写真もパッと撮れてしまうのがいいところ。

そうそう、デッキにはアイスや飲み物の自販機もありました。

シーパセオ「OZASEKI(おざせき)エリア」の感想

せっかくなので、OZASEKIエリアの感想もまとめておきます。まずブロックになっていて、半プライベートゾーンのように使えるのが個人的には◎。スリッパに履き替えて艦内の一部を移動できるのも、くつろげました。売店がすぐ横のエリアなのもあり、買った食事や飲み物を持ち運びしやすいのも便利でした。

窓下にコンセントがついており、充電できるのは旅の最中としてはとても有り難いです。

そうこうしているうちに下船の時刻

8時12分、松山港に到着です。正直、2時間半もなにをしたらいいんだろうと思っていて、高速船も検討事項に入れていましたがシーパセオは滞在が楽しい!日の出の写真を撮ったり、名物に舌鼓をうったりと気がついたらあっという間の時間でした。

松山港からは最寄りのJR駅にバスで移動

松山市駅までのリムジンがあるのかな、と思っていましたが夜の時間帯のみのようで。最寄りの高浜駅まで行く連絡バスに乗って移動しました。10分前後とわりと近いイメージです。

高浜駅はレトロな趣きのあるかわいい駅舎。Suicaで入場することができ、待ち時間の間はこの駅舎の撮影を楽しみました。

友人が好きな福山雅治がロケをした場所らしく、記念の看板も出ていました。高浜駅から松山市駅まではおよそ20分の移動になりますが、高浜駅の次の駅である梅津寺駅が「なんか見覚えあるなー」と思いきや。東京ラブストーリーで赤名リカがハンカチを結んでカンチに別れを告げた場所でした。

シーパセオ乗船記まとめ

以上、広島の宇品から松山港までのシーパセオ乗船記でした。たまたま冬のメンテナンス時期で早朝便の利用でしたが、朝焼けの美しさは早起きしたご褒美!船の揺れも若干不安要素ではありましたが、瀬戸内の内海ということもあり、個人的にはまったく気になることはありませんでした。

機会があれば松山から広島への移動でまた利用しようと思います。

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