【徹底ガイド】ダウントンアビーのロケ地「ハイクレア城」への行き方、お屋敷見学とグッズ購入レポ

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日本での封切りが待ちきれず、ロンドンまで映画を観に行ったほど大好きな英国ドラマシリーズ「ダウントンアビー」。ずっと行きたかったロケ地・ハイクレア城のお屋敷見学に行く機会に恵まれました。調べてみると意外と詳しいガイド記事がなかったので、ロンドンからの行き方やグッズショップのこと、お屋敷の感想などをまとめておきます。

目次

ダウントンアビーのロケ地「ハイクレア城」の見学方法

19世紀を生きる英国貴族の群像劇で、世界的な大ヒットをしたドラマ『ダウントンアビー』。物語は伯爵一家の生活を軸に、世襲制の問題や戦争、価値観の変容などを6シーズンに渡って緻密に描いてきました。おそらくこのページをご覧になっている方は、ファンである前提なのであらすじはここでは割愛して本筋へと移りましょう。

個人的には、とにかくバローさんが幸せになってよかった(涙)

ドラマのロケ地はロンドンやバイブリー村などさまざまですが、やはり物語の中心となるのはグランサム伯爵一家が暮らすダウントンアビーでしょう。

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ダウントンアビーとしてロケ地になっているのが、今もカーナボン卿が暮らす現役の貴族の屋敷「ハイクレア城」です。今も現役の屋敷であるため、いつでも訪問して見学できるわけではなく。屋敷を見学するには、下記の公式サイトから公開日を調べて事前予約をする必要があります。

ハイクレア城、予約について

これまでも何度かハイクレア城へ見学を熱望し、その都度諦めていたのは予約の取りにくさです。年間スケジュールで早い段階から公開日が公表されるため、早く動けば動くほど予約は取りやすくなります。世界中からファンが来るわけですから、予約はあっという間に埋まってしまいます。「◯月にロンドン旅行に行く→滞在中にダウントンアビーのロケ地に行きたいな」という感覚で探しても旅行日と公開日が合致しないことがほとんど。確実にハイクレア城へ行くなら、公開日を調べてから旅行日程を組むのがベターです。

キャンセル待ちについて

出遅れて予約希望日が満席になってしまった場合、キャンセル待ちはできるのでしょうか。かくいう私のこの訪問も、実はそんな状況でした。その答えはとにかく問い合わせをしてみましょう、というのが実体験。見学料が高いので躊躇しているうちに希望日が×になってしまい、ダメ元で公式サイトに記載があったメール宛にキャンセル待ちができるか問い合わせをしました。

数日後、お返事が来て希望日と希望時間の確認と、すぐに申し込みができる状態か聞かれました。というのも予約システムの都合上、一時的に受付を開放するとほかの人がその空席を拾ってしまう恐れがあるから。「どうしても行きたいから、手続きできるようになるまでPC前にいるよ!」と返事をして、無事に開放分を予約することができました。

公式サイト外からの予約

なかにはダウントンアビー見学をうたう、オプショナルツアーも販売されています。ロンドン発でハイクレア城まで連れて行ってくれるツアーなので、移動に不安がある人は検討してみてもよさそうです。ただし、こちらも常に販売されているわけではなく、催行日は限定的なので販売されていたら早めの予約がおすすめ。また、外からの見学のみで内部見学はできないものもあるので、ツアー内容を詳しくご覧になることをおすすめします。

外観だけでも見学可能?

これを読んで下さっている多くの人は、日本からイギリスへ行きハイクレア城を目指すと思います。そのため、ぶらっと予約なしで行って見学できないとなれば心のダメージも大きいはず。以前、ちらっと見かけたブログ記事にチケット売り場があるので予約なしで行ったというものを読んだことがあります。

実際に現地に行くと、駐車場の先にあるゲート付近に確かにチケットオフィスがありました。しかし、ご覧のように窓は閉じられ、この日は予約した人のみを受付ていました。公開日との兼ね合いもあるのでしょうが、外からだけでも観られるのかどうか、無駄足にならないよう事前にメール等で問い合わせをしてからお出かけすることをおすすめします。

ロンドンからハイクレア城があるニューベリー駅へ行く方法

ハイクレア城があるニューベリー駅へは、ロンドンのパディントン駅からグレート・ウェスタン・レールウェイ(GWR)という列車に乗って向かいます。ヒースローエクスプレスが停車するホームの隣が、そのGWRの発着です。

上記サイトからパディントン駅⇔ニューベリー駅で指定し、席を予約します。パディントン駅に窓口があるので、直接窓口に行って購入もできます。語学に自信がない人は、サイトを日本語翻訳かけながら手配するとわかりやすいと思います。

WEBで購入するとQRでチケットが発券されるため、乗車もスムーズ。早めに予約すれば割引で乗車も可能です。

ニューベリー駅からハイクレア城へはタクシー移動

パディントン駅からニューベリー駅までの乗車時間はおよそ39~75分。乗車する列車によって所要時間はまちまちです。

到着後、ホームへ降りたら改札出口はひとつだけ。とてもこじんまりとした駅です。

そしてこれがいわゆる駅前ロータリー。タクシーは数台停車していましたが、競馬場やハイクレア城でイベントのある日は出払ってしまうことも。Uberが本格稼働しているロンドンですが、ニューベリーで探すと近くに車の表示がなく。タクシーが戻ってくるのを待つしかないようです。

ハイクレア城へは車で15~20分ほど。空車がいなければ再びタクシーが戻ってくるのを待つようにします。

私が到着した日も1台が発車したところで「うわー、集合時間に間に合うかな」と焦りましたが、ドライバーが目の前で停まってくれて。ハイクレア城に行くのか聞かれ、ほかの見学者と相乗りで向かうことができました。車中で聞いたところ、ハイクレア城の見学がある日はタクシー会社も把握しているらしく、駅前でそれとわかる観光客には声をかけているそうです。

ハイクレア城からの帰りの足はどうする?

とあるブログに「行きのタクシーで帰りにも迎えに来てほしいと交渉する」という記述がありました。翻訳アプリで帰りの予約をお願いする準備をしていましたが、ドライバーさんのほうから見学の終わりは何時か聞かれ「帰りも駐車場へ迎えに来るよ」とのこと。

遠方から来る見学者が多いのでしょう。往復で送迎してくれる前提で乗せてくれるので助かりました!

ドライバーさんが名刺をくれるので、帰る時間が早まっても電話で予定変更できるのも安心でした。

相乗りの人は見学後、物販は見ないで一足先に帰ることに。予約していたタクシーに前倒しで乗っていってしまったため、受付ブースのスタッフさんが新たにタクシーを手配してくれました。帰りの足を事前に必ず確保しなくても、受付ブース手配してもらえるようです。

ニューベリー駅からハイクレア城までの道中

タクシーの助手席に座ったことで、フロントガラスに流れる景色を眺められました。一路、目的地となるハイクレア城へ。駅を出ると地方都市らしい、牧歌的な木立やぽつんぽつんと建つ家の景色が続きます。

途中、道沿いに白鳥の絵が描かれたチューダー様式の建物が目に飛び込んできました。「これはもしや、トムとシビルが家出をした時の宿では!」と、早くもテンションが上がりました。この建物は後で調べてみるとパブレストランでした。

パブを通り過ぎてまもなく、ハイクレア城の敷地となる案内看板が出てきました。さすがに家出をして滞在したホテルがこの近距離ではすぐ見つかってしまいますね。

コッツウォルズに行った際に撮影したスワンホテル

劇中のあの建物はコッツウォルズで撮影しているんですよね。以前、コッツウォルズに行った際に撮ったスワンホテルの画像もついでにUPしておきます。

閑話休題。先程のゲートの先はすでにハイクレア城内の敷地ですが、しばらく鬱蒼とした林が続いていました。

途中は羊の放牧地があり、たくさんの羊がのびのびと過ごしていました。かわいくて羊の写真をはしゃいで撮っていたら「なんでそんなに羊の写真を撮るの?」と聞かれました。日本ではこうした羊の放牧は珍しいと伝えると逆に驚かれたほど、イギリスの地方都市を旅していると羊の牧場は結構な確率で目にします。

やがて車窓の景色は、手入れされた芝生が続くエリアへ。

いよいよハイクレア城が姿を表しました! この右手が駐車場エリアなので、タクシーはここで下車。駅からおよそ20分ほどで到着です。タクシーの待ち合わせをする場合、帰りもここから乗車します。中央に映るのが門扉と、その右手に受付ブースがあります。

私が申し込んだのは「Wintertime Castle Guided Tours」で、城内の見学と地下のエジプト展の見学、軽食がセットになったツアーでした。

WEB申し込み後に届いたバウチャーを受付ブースで見せ、軽食のチケットを貰います。

ハイクレア城のお屋敷見学

見学のスタートはこの扉の前から。今にもカーソンさんが出てきそうな雰囲気に、わくわくが止まりませんでした。この日は50人弱の参加があり、2班に分かれて見学をすることになりました。ガイドはすべて英語で行われるため、スマホの音声翻訳アプリを立ち上げながら聞いていきました。

内部の撮影は禁止だったため、ここからは公式Instagramの画像をもとに振り返ります

ライブラリールーム

ご一家の団らんに使われるライブラリールームから見学スタート。お部屋は古い図書館で感じる古書の匂いでいっぱい!やっぱりこうした匂いは行ってみないとわからないものですね。壁面にぎっしり詰まった本は、表装が崩れかけているものもあり、これだけで歴史を感じさせます。

度々登場するうさぎの耳のような突起がついた赤いソファは、ハイクレア城にある家具でした。一方で伯爵やメアリーが手紙を書く書斎机はなく、ドラマの大道具であることがわかります。

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ライブラリールームの壁面はすべてが本だと思っていたら、こんな隠し扉がありました。

ドローイングルーム(応接室)

食後に男性陣がウイスキー片手に葉巻をくゆらすお部屋ですが、ドラマでは食事前のひとときもこの部屋で過ごす様子が度々登場していましたよね。中国の螺鈿細工のチェストが置かれていたり、当時流行ったシノワの名残を感じさせてくれます。

館内はところどころ、撮影時のパネルも展示。ドローイングルームには、このバローさんのスタンバイの様子のパネルが飾られていました。

ダイニングルーム

クローリー家の朝食会場だったり、晩餐会を催したり。シーズン1の第1話でタイタニック号沈没事故の訃報を伯爵が受けたのも、このダイニングルームでの朝食シーンでした。映像を観ると燭台のせいか荘厳な雰囲気を感じていましたが、思ったよりも簡素なお部屋でびっくりしました。

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作中には登場しないお部屋も

広いお屋敷内には、作中には登場しないお部屋もいっぱい。ピンクの花柄がかわいらしいソファが置かれたこの部屋は女性のリビングルームだそう。

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ほかにも音楽を楽しむミュージックルームなど、ライブラリールームから続き部屋でバラエティに飛んだお部屋があることがわかりました。

2階のお部屋も見どころいっぱい

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使用人用の階段をのぼり、2階へ行くと個々のプライベートルームを自由に見学できました。写真はグランサム伯爵夫妻の寝室。部屋の入り口にはダウントンアビーの誰のお部屋か表示されていて、ファンならば「あ、ここなのね!」と盛り上がること間違いなし。

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帰国したヘンリーが駆け上がってメアリーにキスした階段も、実際に上り下りできました。

階下でエジプト展の見学

2階の見学が終わり、最後に地下へと案内されてエジプト展を見学しました。このお城の所有者であるカーナボン卿は、かのツタンカーメンを発掘したハワード・カーターの出資者。発掘されたものは大英博物館に収蔵されているほか、ミイラや装飾品などお城の地下にも少量を展示していました。

ツタンカーメンの未盗掘の墓を発見したことは有名ですが、その当時の雰囲気を追体験できる暗い穴とその中に見え隠れする財宝のパネルの仕掛けもあり。歴史好きには、遊び心のある展示が面白かったです。

見学後にいただく軽食

エジプト展の見学が終わると、同じ建物内にあるティールームで軽食をいただきます。

スープやキッシュ、スコーン、ケーキ、フィンガーサンドイッチが少量ずつのったプレートをカウンターで受け取りました。見た目でわかるとおり量は多くないものの、味がこってりしているせいかこれだけで満腹感がありました。

お屋敷内のティールームが見学者でいっぱいになったので、外にあるティールームへも案内されていました。

お屋敷の外のこと:公式グッズショップ

お屋敷の見学と軽食が済むと、あとは自由時間。庭を散策したり、グッズショップで買い物ができます。

ハイクレア城の外にあるレンガ造りの平屋が観光客が利用できるトイレとグッズ売り場になっていました。

窓が大きく、明るい店内にはぎっしりとハイクレア城限定グッズが並べられていました。残念ながら版権の都合なのでしょう、ダウントンアビーに関するグッズはありませんでした。

それらしさを感じるアイテムは唯一、こちらのトートバッグでしょうか。イラストでうまく表現されています。

バラマキ土産に良さそうなハイクレア城印のジャムや紅茶、ショートブレッド、ジン、ビール、チョコレートなど飲食物もありました。

ハイクレア限定のジンは欲しかったけれど40ポンド近くて諦めました。

あとはなぜかガーデニンググッズやインテリアオブジェも多め。

自分用のお土産の定番、マグカップもありました。

レトリバーの子犬のぬいぐるみも発見。手にとって思わず「やあおチビちゃん!」とグランサム伯爵のあのシーンをやってしまいました。ただ、ここに住まうカーナボン卿もレトリバーを飼っていらっしゃるので、この子があのテオなのかは不明です。

お屋敷の外のこと:庭園

ギリンガム卿が散歩した庭園も散策することができました。

木の一本一本の枝の張りや幹の太さが歴史の長さを物語っているようです。

春や夏はフラワーガーデンも人気の見どころのようです。それでも訪れた1月は芝生が美しく手入れされていて、晴れた日には散策だけでも気持ちよいものでした。

一画にはイギリスを代表する造園家、ランスロット・ブラウンの胸像も。この広大なお庭も彼の作庭だそうです。

遠くには羊の放牧地をみることができます。こうした起伏のある土地に城を建てたのかと思ったら、あとから調べてみると敢えて丘を作ったり、平坦な場所をつくってみたりと意図的に手を加えているのだとか。

いわゆる使用人用の出入り口にあたるのでしょうか。正面玄関のちょうど逆側から見た建物です。

遺構らしき朽ちたレンガがあり、立て看板を読むとここには小さな教会があったのだそう。起源は西暦1000年頃にまで遡るようですが、あまりに傷みが酷かったので赤レンガで修復したと書いてありました。しかし、第4代カーナボン卿が修復が不完全であるとし、著名な建築家・ギルバート・スコット卿に設計を依頼。ハイクレア村に大きな教会を新しく建て、収蔵品もすべて移したそうです。今こうして残っているのは、旧協会の柱や基礎の跡なのだとか。

ハイクレア城から再びニュベリー駅へ

ほしかったグッズのお買い物もして、ハイクレア城を後にします。タクシーは予約していなければ先程の受付ブースで頼めばタクシーを手配してくれます。駅から向かうため、ここで15~20分ほど待ちました。

1月なので晴れていても極寒! 遮るものがないので風があると雪が降る北海道・余市より寒かったです。

駅は10~20分に1本くらいの間隔で電車が停まっていました。事前予約の安い切符だったので、時間変更ができず。駅にあるコーヒーショップで時間を潰しました。

念願のハイクレア城の見学をしてみて

今でもあの場所に立てたことが現実に起こったことなのか、なんだか夢見心地の3時間でした。大好きな英国ドラマの世界観にどっぷり浸れて大満足。そして、子供の頃に私は夢中になってツタンカーメンをはじめとするエジプト発掘の本を読んでいたこともあり、カーナボン卿が住まうお宅に足を踏み入れるなんて奇妙な縁を感じてしまいました。

ダウントンアビーが放送されるずっと以前、このハイクレア城は廃城寸前のピンチに陥っていました。歴史的な大邸宅を維持するためには莫大な費用がかかることは物語でも度々触れられていました。現実のハイクレア城もまたしかり。雨が溜まって壁が剥がれたり、美しいレリーフが破損している様子も報じられていたほどです。

実際、クリスマスツリーが飾られたあのホールの壁紙は経年劣化でたわんでいたり、ほかのお部屋も傷みがそこここに感じられました。撮影費用による収益はこうした屋敷の維持・保存に費やされていますが、こうして訪れることで僅かな見学費用も修繕の足しになればと願うばかりです。

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