日本最古の湯豆腐店! 創業380年の老舗「奥丹清水」の手作り豆腐

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京都市の清水寺近くにある湯豆腐店「奥丹清水」でランチをいただきました。行列必至の人気店ですが、事前予約したので入店もスムーズ。風情ある中庭の風景を眺めつつ、絶品のお豆腐料理がとてもよかったので食リポをまとめておきます。

目次

AutoReserveでできる「奥丹清水」の予約方法

京都は昨今、インバウンドや修学旅行、国内のレジャーでごった返す傾向にあり。兎にも角にも飲食店は予約できるならしておけ、が我が家の家訓になっています。

京都って当日並びしかないお店も多いので難しい時もありますが……

「奥丹清水」は人気観光地・清水寺があるエリアにあるため、予約するのが無難。と、調べたところ以下の「AutoReserve(オートリザーブ)」という予約サイトで事前に希望時間等リクエストすることができました。

AutoReserveとは

利用した「AutoReserve」は、次のような解説がなされています。

AutoReserveは世界中のレストランを予約できるグルメサイトです。 自動音声を使ったシステムによって、電話予約対応のみのレストランや海外のレストランの予約を可能にしました。

https://autoreserve.com/ja 「AutoReserve」公式サイトより

使ってみると日本をはじめ海外の国々のレストラン予約を可能にする、かなり便利なサイトでした。「奥丹清水」もご覧のとおり予約可能店になっています。

サイドバーにカレンダーが表示されるので、希望の日と人数、時間を選択して予約します。

予約は1ヵ月前から可能。希望の日時で取るなら早めに予約がベター

ただし、あくまでこのサイトは予約代行。予約リクエストを受け付けた後にお店からの正式回答を待って確定となります。仕事をしていると、旅行前に合間をみて飲食店の予約をするのが難しいことって多々ありますよね。それが移動中などの隙間時間に手配でき、回答が来るのはとても有り難いサービスだなと思いました。

「奥丹清水」の大正時代の建築と約600坪の庭園が素敵

散策で賑わう東山区清水で、純和風の門構えにひときわ目をひく大きな提灯が目印です。暖簾をくぐってすぐ右手には受け付けがあり、ここで予約の確認をしました。予約がない人は左側の椅子に座って待っていたり、外で待っているようでした。

入ってすぐに屋根付きの橋があり、まるで修善寺の新井旅館のような造りだなと。橋の上から見やると足元には建物をぐるりと囲むように小川があるんですね。橋の奥を通り座席へと案内されました。

橋の左手からは広間が見え、食事を楽しむ人で賑わっている様子。

広い客間なのに事前予約をしたからでしょうか。約600坪の日本庭園を間近に見られる、縁側の席に通してもらえました。風薫る五月といいますが、青々した草木の美しいことといったら。秋は紅葉が美しいと聞き、また四季ごとにまた再訪せねばなあと。

江戸時代の初期にあたる1635(寛永12)年、「奥の丹後屋」の名称で精進料理屋として創業したといいます。醤油醸造で財を成した石橋家の別邸であった建物を引き継ぎ、昭和50年代に開業したそうです。この石橋氏、これだけの家屋をもてる位ですから立志伝中の人物でさぞかし有名なのだろうと思い、調べてみたものの石橋家の情報が乏しく。折をみて更に調べたいと思います。

ちなみに建造物や庭園は「京都を彩る建物や庭園」として認定登録されているそうです。

初夏なので「冷奴一通り」をいただいた

訪問したのは5月下旬ですが、京都は気温30℃と早くも初夏の陽気でした。特に二年坂・三年坂の傾斜はかなりきつく、たどり着く頃には汗だくだく状態。湯豆腐の名店といえど、この気温で湯豆腐はとてもじゃないけど暑くって無理! そこで涼しげな夏限定メニューの「冷奴一通り」 というコースをいただきました。お品書きは次のとおり。

  • 冷奴
  • 木の芽田楽
  • とろろ汁
  • 胡麻どうふ
  • 精進天ぷら
  • ごはん
  • 香の物

最初に出てきた胡麻豆腐。もっちりむっちりとした食感で、胡麻が苦手な私でもぺろりとおいしくいただきました。器もレトロでかわいい。

とろろ汁。「味がついているので、このまま召し上がれます」とのこと。ほんのりお醤油味かな? さっぱりといただけました。

木の芽田楽。豆腐を串に挿して田楽味噌を塗って焼いたもの。しっかりとした食感の木綿豆腐にたっぷり塗られた濃厚な味噌が香ばしく、これだけでビールが進みました。

そしてお待ちかねの冷奴。ネギと生姜の薬味と出汁つゆが付きます。添えられた青もみじが清涼感たっぷりな盛り付けです。ひんやり冷えて、つるんと食べてしまいました。キリっと冷えたやわらかな木綿豆腐で、豆の甘みがしっかり。薬味と出汁とよく合います。豆乳で飲んでも絶対おいしいだろうなあ。

公式サイトには厳選された国産大豆を、石臼で挽くところから工程が詳細に掲載されていました。いまも職人さんが手間ひまかけて手作りをしているとか。お水がおいしいのもあるのでしょうが、いつも食べている大量生産のお豆腐とはまったく違うお豆腐の味に感動でした。

お豆腐をすべて食べると、ごはんと香の物、天ぷらが供されました。ごはんも「お水がおいしいとこんなに違うのか」というおいしさでした。

天ぷらはかぼちゃ、紫蘇、海苔、さつまいもの4品。あつあつなのは嬉しいのですが、下に敷いた紙にはしっかり目に油ジミができるのでもう少し油を切ってからでもよかったかな?と。いや、柚子屋旅館の天ぷらがすごすぎるのか……。

「地元のワタシらでも通勤がきついですよ」と、給仕してくださった店員さんが仰るほど急傾斜地にある奥丹清水。お店がある界隈はタクシーは入れないほど混雑しているので、時間に余裕をもって向かうのがおすすめ。極上のお豆腐が待っているので、頑張って登り、絶景とお豆腐を心ゆくまで堪能してください。

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