ここ数年、クッキー缶がブームのスイーツ界。そのなかでも人気が高いのが京都・村上開新堂のクッキー詰め合わせです。予約制でしか買えず、京都出張時に店頭で手続きをして届いたのはなんと9ヵ月後! 待ちに待った伝統のクッキー、予約方法と詰め合わせの中身、味のレポートをまとめます。
京都にある村上開新堂のクッキー詰め合わせ、予約した方法
京都・寺町にある洋菓子舗・村上開新堂。ロシアケーキやオレンジゼリーなど、お店の人気メニューを買いに多くのお客さんが訪れています。ただし、クッキー詰め合わせは予約販売のみ。店頭で申し込みをするか、電話での注文受付になります。受け取りも遠方の場合は配送、もしくは店頭での受け取りも可能です。
私の場合は2月に出張で京都に行き、出来上がったら宅配便で届けてもらえるよう伝票記入。店頭で入金までを済ませました。注文の受付時にはおおよその受取予定を教えてもらえますが、なんと11月! 予約が多くて、9ヵ月先まで無理とのことでした。
2022年12月に再訪。再び予約に伺ったところお届けは2023年12月!一年待ちになっていました。
届いた村上開新堂のクッキー缶の中身
11月中旬、待ちに待った村上開新堂のクッキー詰め合わせが届きました! 780gの大缶と600gの小缶の2種類ありますが、私が頼んだのは小缶です。
梱包材のプチプチを剥がすと、緋色のリボンと独特な包装紙が出てきました。
エジプトの壁画レリーフがかわいい。京都の老舗の包装紙って素敵なものが多くて捨てられません。
銀色のシンプルなアルミ缶にロゴの入った掛け紙が。紅白の紐がクッキーの特別感を演出してくれます。
缶を恐る恐る開け、薄紙をめくると中身が現れました。ふわりと甘い焼き菓子の香りが漂います。
缶のなかに詰められているのは全部で11種類のクッキーです。一つひとつがやや不揃いなのが手作りならでは。最近はバターがたっぷり使われたリッチなクッキーが多い印象ですが、村上開新堂はあっさり味でカリッと焼かれた手作りの懐かしい味わい。昔、母や祖母が焼いてくれたクッキーを思い出すような素朴な味わいなのです。
特に私が気に入ったのは香ばしいピーナッツサブレと、チョコレートサブレ、そして口のなかで甘く解けるボーロです。
クッキー缶、食べた感想まとめ
甘いものが得意ではなくて(まったく食べないわけではないのですが)、量は多く食べれないのですが。それでも届いた日にひとりでこれだけぺろりと食べてしまいました。クッキーがおいしくて止まらないんです……。あっさり味なので、コーヒーや紅茶があれば次々に手を伸ばしてしまいます。
そうはいっても9ヵ月待った貴重な村上開新堂のクッキー缶。一気に食べてしまうのはもったいない気もするので、自制しながら食べることに。日もちは製造日から夏期は45日、冬期で60日とのこと(常温の場合)。年内はゆっくり、このおいしいクッキーをゆっくり堪能することとします。
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