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「ホテル天平ならまち」ツインルーム(和洋タイプ・世界遺産側) 宿泊記

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興福寺のすぐそばに建つ「ホテル天平ならまち」。ツインルーム(和洋タイプ)に1泊2日で滞在してきました。宿泊記やブログなど、実際に泊まったお部屋の様子やホテルのサービス、周辺情報、滞在の感想などを知りたい人も多いはず。そんなニーズに向けて、奈良観光や出張のホテル選びの際の参考になればと天平ホテルの滞在記をまとめます。

目次

「ホテル天平ならまち」滞在の雑感

ツインルーム(和洋タイプ)の滞在で感じた雑感を列記します。

良かった点

  • 和モダンの内装がおしゃれ
  • 興福寺の真横だけに奈良滞在の雰囲気が他より濃厚に味わえる
  • ならまちや近鉄奈良駅への好アクセス
  • 大浴場があること
  • 部屋が広め
  • 眺望がよい(※部屋タイプに寄る)

気になった点

  • 修学旅行生などが多く通行するため、窓を閉めても賑やか
  • 布団の寝起きは立ち上がるのが大変
  • 大浴場のにおい
  • アメニティは大浴場にセット。取りに行くのが面倒かも
  • ランドリーがなく、部屋で洗っても干す場所がない

社寺参拝をしたり、買い物したり、地元の名物を食べたい私にとって、立地は個人的には最高だと思いました。ホテルの目の前にある石段を登ると興福寺の境内。朝や夕方の空いている時間にサッとお参りできるのは最高でした。

お部屋から五重塔の眺望やトコトコ歩く鹿も見ることができ、窓の外に広がる奈良の景色に旅情はたっぷり。

ホテルの目の前にあるお土産店。ここで楽しそうに買い物する学生さんがいっぱい! なんだか懐かしい気持ちになりました

ただ、ワイワイガヤガヤと旅行でテンションが高い小~中学、高校生の修学旅行もひっきりなしにやってくるエリア。古い建物をリノベーションしたホテルのため、防音性が低く賑やかなのは否めません。興福寺の朝と夕の鐘の音もかなりしっかり聞こえるので、音に敏感な人にはちょっと苦手な環境かも。

最近、ホテル選びで重視しているのがバストイレが別のホテルであること。天平ホテルは大浴場があり、お部屋はシャワーのみでした。地下にある大浴場はベースが古い施設だからか、ちょっと下水道の匂いがしていて。脱衣場には空気清浄機がフル稼働の状態でした。タオルは部屋にありますが、ブラシや櫛などのアメニティは大浴場にまとまって置いてあるのを取るスタイル。部屋でさくっとシャワーで済ませたい人には取りに行くのが面倒かもしれません。

では、ホテルのお部屋や館内の様子、滞在記は以下よりどうぞ。

「ホテル天平ならまち」がある立地

「ホテル天平ならまち」があるのは、奈良公園・猿沢池のほとり。奈良観光の定番スポットである興福寺は眼の前の階段を登ってすぐという立地にあります。ホテルの裏手には、近鉄奈良駅へと続く商店街「東向商店街」があり、駅とホテル間は徒歩7分程度の近距離です。

食事やお土産品や滞在中に必要なモノのお買い物は、この商店街が便利。近くに24時間営業のLAWSONがあるので、飲み物やおやつ、アルコールや日用品などの買い出しにも不便がありません。

また、ホテルの1階部分にはSTARBUCKSが入っており、朝のコーヒーが欲しい私には重宝しました。テラス席で鹿を眺めながらのコーヒータイムは奈良ならでは。ホテルのエントランスから出入りできる点も◎。

個人的に気になっていた、鮑腸汁(ほうちょうじる)が名物の居酒屋も徒歩3分。斜め前には中川政七商店のギャラリーやショップもあり。歩き疲れてくたくたになった体でも、ホテルに荷物を置いたあとに徒歩でぶらりと出られる範囲にいろんなものが揃っているのはありがたかったです。

「ホテル天平ならまち」館内の様子

アート会場を併設している「ホテル天平ならまち」。エントランスホールからして、よそにない雰囲気がたっぷりでした。中央にある四角いスペースは、なんと茶室なのだとか。

2階にある共用スペース。私は利用する機会はありませんでしたが、和を意識した内装は滞在者にとって絶好のフォトジェニックなスポットだと思います。

ホテルの2階には、眺望を楽しめるデッキスペースがありました。エレベーターホールには案内板も掲示されています。

ソファやチェアなどが点在し、ここで仲良くビール片手に語らうおば様方も。お友達や家族との滞在なら、ここでのんびりと過ごすのも悪くありませんね。

「ホテル天平ならまち」のツインルーム

お部屋の鍵を開けると、思いもよらない見通しのよい空間が。

うちの玄関よりも広いスペースで、大きなスーツケースや買っていたお土産の袋を置いておくのに便利。部屋との境には小上がりがあり、館内履きもあるのでここで靴を脱いでいました。

荷物置き以外には用途が思いつかなかったけれど、広いカウンターもありました。鏡があるので化粧スペースに?とも思いましたが自然光が入る場所でもなく。結局、荷物置き場になっていました。

入り口のドアの左側には小さくハンガースペースも。部屋の広さに対して、服を掛ける場所が小さくて。着替えを吊るしたら冬場のコートなどを掛けるには無理があるかも。二人で滞在する際にはさきほどのカウンターデスクに置くことになりそうです。

同じく左側にはトイレとシャワールームが。トイレは広々していて、使いやすかったです。

その隣には折れ戸のシャワールームと続きます。大浴場があるためか、シャンプーとトリートメント、ボディソープがあるほかはなにもなく。スペースも一畳もないほど小さい作りです。

小上がりを跨いで奥へと入っていくと、明るい障子に2台の和ベッドが並んでいるのが見えます。

入り口のカウンターと同じく、右側にはカウンターが奥まで続いています。テーブル含め、ホテル天平ならまちで使われている木材は地元の吉野杉が使用されているとのこと。下が収納になっていたり、ベンチとして使えるようになっていたりと、空間を広く使えるようすっきりとした設備になっている印象です。

ベンチの引き出しには館内着やタオル、大浴場へもっていくビニール袋がセッティングされていました。

カウンターの上には内線電話やリモコン類、メモ帳、液晶テレビ。

カウンター下には観音開きの扉がついており、開けると冷蔵庫やドライヤー、ケトルなどが収納されていました。

エアコンは壁面ではなく、置き型のもの。部屋の和モダンの雰囲気を壊さないような設計になっているのが面白いですね。

洗面スペースは、液晶テレビの隣に。奈良の焼き物である赤膚焼の洗面ボウルがかわいいです。手をかざすと自動で水がでる仕組みでした。

ホテルには珍しい、ひろいバルコニーがついていました。最上階のお部屋で2階にあるデッキより眺望がよく、私はここでぼ~っと景色を眺めて過ごしました。ランドリーがないため、汗をかいた日除け用のパーカーをさっと洗って干したかったけれど、お部屋がフラットな造りのせいでハンガーを引っ掛けられるスペースがなく。仕方なく椅子をベランダに出して、背に服を掛けて干しました。

一風変わった朝食の形式

今回の予約は「平宗の柿の葉ずし」の朝食が付いたプランでの滞在でした。チェックイン時に「柿の葉寿司・鯖寿司・いなり寿司」か「柿の葉寿司・鯖寿司・山菜巻き」のどちらかの希望を聞かれます。朝食といってもユニークなのが、このように紙袋に入れられてお部屋に届けられること。希望した時間になるとスタッフが部屋へ電話をくれ、持って行ってよいか事前に確認してくれるので、突然の訪問で慌てて寝巻きのまま出る……といった心配がなくてよいのはありがたいです。

紙袋のなかには、ブリックパックの緑茶とお弁当が。朝、ホテル内で食べるもよし、そのまま持って行って列車のなかで食べるもよし。出発前の慌ただしい時間をフレキシブルに使えるアイデアが面白いなと思ったサービスです。

私はこの日の午前中、春日大社で取材があり。柿の葉すしをふたつ食べて残りは帰りの新幹線で食べるようにスーツケースに入れました。

このホテルに向いている人、そうでない人

滞在してみて、天平ホテルを検討している人に向けてもう少し所感をまとめておきます。

仕事はしやすいか

溜まっていたメールを返したり、企画書を買いたりせねばならず15時にチェックイン。電源付きのカウンターデスクがあるので、仕事道具を広げて作業しやすかったです。ただ、観光スポットである興福寺の真横ということで修学旅行生も多数やってきて、大はしゃぎで買い物をしていくためWeb会議は音を拾ってしまいました。あまり防音はしっかりしていないようです。

小上がりにマットレスのベッド

和モダンのコンセプトで、見た目にもおしゃれな小上がりに厚手のマットレスを寝床にしています。観光で疲労困憊、足が棒のようになっているときに立ち上がりの負荷が高いこのスタイルでの寝起きは正直大変でした。お年寄りは歳を取ってからは立ち上がりやすいベッドのほうがラクだ、といいます。そういう意味では、トイレや室内など小上がりが多い内装は歳をとった両親との旅行や祖父母を連れての旅行だと不向きかなと思いました。

立地

奈良観光では定番の興福寺は真横、古い街並みが続くならまちへは徒歩圏内、移動の拠点になる近鉄奈良駅へも5分程度と場所はよいのではないでしょうか。ただし、朝は6時ごろ興福寺の鐘の音で起こされるため、ぐっすり寝たい人には近鉄奈良駅向かいあたりにあるホテルがおすすめです。

チェックアウト時にはスタッフからメッセージが入ったキャンディの小袋をいただきました。取材に出る間、スーツケースを預かってもらったり、近くのお店をアテンドしてもらったりと親切で丁寧な方が多く。居心地のよい1泊2日の滞在となりました。

ホテル選びは行くメンバーや旅の目的など、要件によって合う合わないがあるものです。一人や友達との観光旅にはぴったりのホテルだと思います。ホテル探しの際の参考になれば幸いです。

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記事を書いた人

大浦 春堂のアバター 大浦 春堂 旅作家|編集者

旅作家で編集者。旅を生業にしているのに重度の出不精。ビールとおいしい食べ物、博物館、歴史的建造物、ショッピングバッグ、ミュージアムグッズが大好物。GRⅢを片手に旅した記録を綴ります。撮りたて写真はInstagramからどうぞ。

📕著書:
『神様とつながる暮らし方』(彩図社)、『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)、『神社とお寺 おいしいお詣りスイーツ』(講談社)、『東京いちどは訪れたいお寺の名建築』(エクスナレッジ)。

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