博多の水炊き専門店「橙(だいだい)」で食べる濃厚水炊き鍋

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福岡のおいしい名物・水炊き鍋。福岡に出張するようになって早10年以上が経ちますが、定番で通うお店のひとつが大濠公園エリアにある「橙(だいだい)」というお店です。バーのようなおしゃれな内装と、濃厚な水炊きで1年に1回は立ち寄っています。お昼は12時からと観光客にも寄りやすいので、ぜひ予約をして行ってみてください。

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メニューはシンプルに「水炊き」一本

ほかのお店だと、酢モツや明太子、鶏料理などもアラカルト料理があるものの。橙はこの「水炊き」のコースと〆のそうめんor雑炊、唐揚げがあるのみ。せっかくの水炊き、極上のスープを余すことなくいただくには〆の雑炊はマストですよね。ところがほかのメニューがあると、ついアレコレ頼んでしまって。お腹いっぱいになりつつ水炊きを食べる……というやってしまいがちな失敗がありません。

テーブルに着くと、飲み物のオーダーを聞きながらコンロに着火。そしてこの後は野菜やお肉を煮るのも、よそうのもお給仕はすべて店側がやってくれるのもお気に入りポイントです。普段、毎日の食事づくりをする側なので、外食先では作る作業を一切したくないんです。

まずは先付にやわらかな胸肉の冷菜、そしてスープ

スープが温まるまでにつまむ、ちょっとしたひとさら「きゅうりと茹でた鶏胸肉のゴマ和え」が供されます。胸肉はともすればパサパサになりがちな部位ですが、コレはしっとり柔らか。濃厚なゴマだれの風味がよく合います。

お肉をいただく前に、まずは水炊きのスープだけを供されます。お好みで刻みネギを入れて飲みますが、まだお肉やお野菜を入れる前なので飲み口はあっさり目。このスープが具材を入れて、煮込むことによって味が大きく変化するのもおもしろいんです。

うまみたっぷりの水炊きスープとお肉を堪能

沸騰したスープから骨付き肉を取り出し、ポン酢をかけてからいただきます。ぷりっぷりの弾力と噛むごとにジューシーな鶏肉の旨味がたっぷり。ただただおいしいです。

お次はミンチの鶏団子をスープに投下。

粗みじんにカットされているので、口の中でお肉をしっかりと感じられ、食べごたえ抜群の鶏団子です。同じく粗めに刻んだ玉ねぎも水炊きスープと絡んで甘く仕上がり、まさにここだけでしか食べられない独創的なお味です。

鶏団子を平らげた後は、スープに野菜が入ります。特徴的なのはキャベツと小松菜が入ること。ほかにはえのき茸、豆腐、葛切り、千鳥に型抜きされた人参、鶏ささみといったラインナップ。

煮えたころに取皿に引き上げてくれますが、ていねいに盛り付けしてくれるのも心地よいです。濃い水炊きスープのおかげで野菜の甘みが引き立って、味も染み染み。野菜が苦手な私でも、おいしくていくらでも食べられてしまいます。

最後に野菜やお肉、鶏団子等の旨味も加わって煮込まれた濃厚な水炊きスープをいただきます。実は鶏団子の後にもスープをいただけるので、お味見は計3回。少しずつ味が濃くなっていくさまがよくわかるのもおもしろいです。もちろん、一番滋味深い味を楽しめるのは、この最後の一杯です。これを飲み干すと、お腹がいっぱいでも雑炊が食べたくなるはず。

極上スープを使った絶品雑炊

おいしいスープに刺激され、〆に雑炊をいただきました。ごはんの量がちょうどよいので、するすると食べられてしまいます。余計な味付けは一切せず、スープにお米を入れて炊いたら溶き卵を回し入れて、火を通すだけ。お好みでテーブル上にある柚子胡椒や調味料を入れて食べますが、このままでもじゅうぶん。極上スープをお米が吸い上げて、最高においしい雑炊でした。

お酒のおつまみに食べた唐揚げのこと

実は初めて橙に行った際のこと、スープが沸騰するまでビールのアテにと唐揚げをオーダーしていました。1個から頼めるのですが、これが唐揚げにしては結構大きいサイズなんです。乳幼児の握りこぶし大くらいはあるかな? これを夫と2個ずつ、計4個頼んでしまって、お腹がいっぱいに。

水炊き専門店の唐揚げだから、ジューシーでおいしい唐揚げなんですがお腹の空き具合と相談しながら頼むのがおすすめ。私は水炊きを存分に楽しみたいから1個だけ頼むようにしています。

水炊き専門店 橙

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