長時間の飛行機や電車移動で、もともと乾燥肌なのに更にカサカサになるお肌。加えて鼻の粘膜が弱くて、極度の乾燥状態が続くと鼻血がにじむこともあります。そんな乾燥に弱い体質でも旅行を楽しむため、やっている乾燥対策をご紹介します。
機内での乾燥対策1:USB式の加湿器を持ち込む
フライト中の機内は湿度が10~20%というカラカラな環境です。肌だけでなく、目が乾いたり喉が痛くなることも。少しでも湿度を上げたいならペットボトルのキャップ代わりに装着して、USBで使用ができる加湿器を使えば加湿をすることができます。
[alert title=”注意”]JALなど航空会社によっては、USBポートがあっても安全運行に及ぼす影響が未検証だとして使用をやめるよう注意される場合がありますので、使用をやめるよう指導があったら従うようにしてください。[/alert]
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USBポートがない機体の場合
タオルハンカチを滴るくらい水で濡らします。テーブルに置いておいたり、畳んだテーブルに引っ掛けて加湿に使います。13時間近いフライトだとタオルを滴るくらいに濡らしても、すぐにカラカラに乾いてしまうので、機内の乾燥が激しいことを実感してしまいます。
機内での乾燥対策2:飲み水を多めに持ち込む
極度に乾燥した環境では体内の水分も不足しがち。LCCを除いて乗務員を呼んでドリンクを無料で頼むことはできますが、そうはいっても長いフライトの場合は何度も呼び出してお願いするのも気まずいもの。持ってきてくれるのも小さいコップに1杯分だけなので、長時間のフライト時は空港でペットボトルを2本程度買って乗り込みましょう。
機内での乾燥対策3:保湿アイテムを持ち込む
肌の保湿アイテム
中距離フライト
時間や5時間といった中距離フライトの場合、私はメイクしたままで過ごすか、あらかじめノーメイクで搭乗することが多いです。肌が突っ張る感じがした時に使えるよう、100円ショップで買えるミスト容器に保湿力のある化粧水を入れて携帯し、気になった時にシュッシュッとスプレーしています。
長距離フライト
中東やヨーロッパ、北米、オーストラリアなどの長距離フライトの時にはとにかく保湿を徹底しています。一人旅ならノーメイクで搭乗して、消灯前に「美容オイル→化粧水→乳液→美容液→クリーム」の順でたっぷり保湿したらマスクをして過ごします。肌がむき出しにならず、水分の蒸発をいくらか防げるほか、自分の呼気で加湿ができます。
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目の保湿アイテム
ソフトタイプのコンタクトレンズをしていると、目が乾燥が気になるので目薬をこまめにさしています。目をいたわるならメガネで搭乗して、空港についてからコンタクトレンズにしても◎。
唇の保湿アイテム
肌の保湿で着用するマスクで唇の乾燥も防げますが、マスク着用の前にリップクリームをたっぷり着けするのがおすすめ。
手の保湿アイテム
顔と同じくむき出しになっている手も乾燥しやすいパーツ。次第にゴワゴワした手触りになってきて、なんとなしに不快なのです。気にならなければケアなしでもOKですが、旅行中も使えるので小型のハンドクリームをポーチに入れています。
アベンヌのハンドクリームやワセリンのハンドクリームは、保湿力バツグンなのにベタベタしない優秀アイテム。塗った後に書類を書いたり、スマホを操作しても油分が移ることもありません。
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機内での乾燥対策4:ノーズミント
鼻の粘膜が弱く、乾燥が続くと血管が切れてしまうのか鼻血がにじむこともあります。なにより鼻呼吸がしにくくなるのが困っていました。羽田空港で見つけて以来、必ずポーチに入れているのがタイの嗅ぎ薬、ノーズミントです。
なかには強烈なミントのオイルが入っていて、上部のキャップを外して香りを嗅いで鼻の通りをスムーズにさせます。スーハー、スーハーと繰り返し深く吸うことで次第に鼻詰まりが緩和されますよ。下のパーツを外すとオイルを直接塗布することもでき、集中したいときや気分転換にこめかみに塗布しています。乗り物酔いのときの悪心もスッキリできます。
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機内での乾燥対策5:龍角散ダイレクトとのど飴
水分をこまめにとるのも大切ですが、ほかにもノドの乾燥対策に龍角散ダイレクトやのど飴も携帯しています。おすすめは仁丹から出ている鼻とノドをスーッと爽快にしてくれるのど飴。
花粉症の友達から勧められて、春に常備するようなってからというもの独特の爽快感がやみつきに。小袋なのでポーチに畳んで入れて持ち歩いています。
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龍角散ダイレクトは粉状の喉ケアアイテム。水なしで溶けるので、乾燥が気になるときに1本を喉に粉を貯めるようにして飲みます。お盆の時期に喉を酷使するお坊さんから聞いた喉ケアのアイテムで、うるおいを実感できますよ。
普段から乾燥しやすい人は、湿度が低い状況下で長時間過ごすと肌がガサガサしてしまいメイクものりにくくなってしまいがち。できうる保湿をしっかりとして、滞在先でも肌のコンディションを崩さないよう自分なりに対策アイテムを工夫してみてください。