サウジアラビアへ滞在する際、どの程度の現金を両替して用意すればよいのか悩みますよね。これから渡航をする人にむけて、実際に3泊5日を旅してみてわかった現金の利用シーンやクレジットカードのこと、どんな旅をしたのかその内容をまとめておきます。
通貨はサウジアラビア・リヤル(SAR)
サウジの通貨はサウジアラビア・リヤルでSARと表記されます。2023年12月時点で1SARは日本円で38円ほど。紙幣は数種類あり、以下のような内訳です。
- 500SAR
- 200SAR
- 100SAR
- 50SAR
- 20SAR
- 10SAR
- 5SAR
- 1SAR
紙幣のほかには7種類のコインが使用されます。
3泊5日の旅行で持っていった現金は日本円で5万円分
ジェッダとリヤドを旅行した3泊5日のうち、滞在したのは実質2泊3日になります。移動はUberを使用するため、決済はカードが前提。ほかにも飲食や博物館の入館料等はカードでの決済、現金はスークでの買い物時を想定していました。現地通貨は渡航前、日本円で現金5万円分を両替して持参しました。
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サウジアラビアの気になる物価は……
実際に現金はどのくらい用意すればよいのか不安になりますよね。実際の飲食等で利用したサウジアラビアの物価例をいくつか挙げておきます。
- マクドナルド(ダブルチーズバーガー)/ SR10
- ジンジャーエール(1缶) / SR9.5
- ニベア ボディローション / SR18
- ポテトチップス/ SR7.75
- シーフードレストラン(シーバスフィレのマッシュルームソース )/ SR97
- Uber移動(10分程度の距離) / SR23~45 ※時間や混雑具合によって変動
サウジアラビアを旅してわかった現金を使うシーン
サウジアラビアではレストランもカフェも、スーパーマーケットでの買い物もすべてクレジットカード決済ができました。移動はUberでしたが、これもカードを登録しておけば下車時にそのまま決済なので、ドライバーと悪戦苦闘しながらコミュニケーションを取らずに済みました。
ただ、びっくりしたのが「現金決済」を条件にされる場合があること。手配が確定した後にドライバーからメッセージや通話で「Cash?Card?」とコンタクトがやってきて。「Card」と答えると、配車がキャンセルに……。手持ちのお金がちょっと欲しい、みたいなドライバーがいるのでしょうか。たった一週間にも満たない短い滞在中、2度もこの手のドライバーに当たってしまいました。
だからといって「現金やっぱりあったほうがいいね!」と思う必要はなく。ドライバーはすぐに見つかりますから、再手配すればよいのです。
では、どのような場面で必要になるかというとチップを渡す時くらいです。私の場合、スーツケースに一眼レフカメラと望遠レンズ、滞在中に飲む麦茶(4リットル)などを入れて来たため荷物がとても重く。ホテルのベルボーイに渡したり、あとは空港とホテル間を走ってくれたドライバーも荷物の上げ下ろしをしてくれたので渡しました。
ドライバーの場合はアプリ(クレカ決済)からチップを送金することもできます!
そんなわけで、サウジアラビアでの滞在中に現金がないとダメというシチュエーションはほぼありませんでした。もっておくと安心かも、程度の額を用意しておくのでも大丈夫ではないでしょうか。ちなみに観光を解禁したばかりの国なので、まだまだ日本の円は珍しい存在。日本円を両替所に持っていっても換えてもらえない場合もあるのでご注意を。
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