冬場はたったの一泊でも、やたら乾燥するホテルのお部屋。日本だと加湿器の貸し出しサービスが受けられる所が多いものの、海外ではこうしたサービスはほぼありません。長時間移動する飛行機の機内など乾燥が酷いときに活躍するのがポータブル加湿器です。特に小型のUSB式加湿器なら、旅行の荷物にも邪魔にならず重宝しますよ。
ペットボトルに装着する加湿器「CUBE」
「CUBE」は市販の500mlペットボトルのキャップを外して装着し、USB接続で電源を供給。ボタンひとつでミストが発生するポータブル加湿器です。
ペットボトルに装着して使うものなので、本体はW46×H42×D52mmとかさばらない小型サイズ。約46gの軽さなのもうれしいところ。セットには芯が5本付いていて、約1ヶ月程度で交換して使います
これがキャップに芯を装着したところ。あとはペットボトルの蓋を取り外して、代わりにこのCUBEを取り付けるだけ。蓋をしっかり閉めて使うので、たとえば飛行機の中で熟睡して倒してしまっても大丈夫。超音波の振動でミストを出しているので、水蒸気が熱くて火傷するといった心配もありません。
加湿器「CUBE」の利用シーン
ポータブル加湿器が活躍する利用シーンは次のとおり。
長距離のフライトの機内
カラッカラに乾燥する機内で簡単に湿度をあげることができます。ペットボトルは空のものをあらかじめ用意しておき、搭乗口近くのトイレや浄水器で水を汲むか売店や自動販売機で水を購入して持ち込みます。家から水が入ったボトルを持って行っても、手荷物検査で廃棄されてしまうのでご注意を。
また、海外のペットボトルでは蓋が大きく合わないものもあります。
ホテルのベッドサイド
暖房を入れっぱなりになるホテルのお部屋も乾燥する場所のひとつ。ベッドサイドに用意をしておけば、就寝中に肌や喉の乾燥を和らげることができます。携帯やWi-Fiの充電をする人は、複数のUSBを接続できるACアダプターを用意しておくと便利です。
極度の乾燥肌と鼻の粘膜が弱いタチで、この加湿器を購入する前は渡航先で肌が荒れたり鼻血が出たりとケアが大変でした。荷物にならない小型サイズであること、手に入りやすいペットボトルで加湿ができる点が気に入っています。
一度スイッチが入らなくなるトラブルがあり、帰国後にカスタマーに問い合わせたところ迅速に代替え商品を用意してくださったりと購入後のケアもしっかりしているメーカーだと思います。
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