暑いといわれる京都で、例年梅雨明け前後に行われる祇園祭。2018年は梅雨明けが早く、祇園祭の期間中の気温は連日38℃超え! うだるような暑さのなか、それでも壮麗な山鉾や祭で沸き立つ街の雰囲気を写真に撮りたくて京都取材を敢行。暑さにへこたれずに過ごせるようなアイテムを試行錯誤し、揃えた装備品を紹介します。
祇園祭を涼しく過ごす!便利なアイテム
UNIQLOのエアリズム
これ、Twitterでも京都滞在中に呟いたのですが。
?メモ
下着に至るまですべてUNIQLOのエアリズムで祇園祭を一日うろつきましたが、涼しくて快適!
風通しもいいし、長袖なのに着心地も軽くてまるで何も着てないような。薄手なので旅行の荷物もコンパクトです。もう綿に戻れない??
? 大浦春堂 (@OhuraSyundo) 2018年7月16日
上下下着、トップス、ボトムスに至るまでフル装備でUNIQLOのエアリズムを着用しました(決してユニクロの回し者じゃないですよ)。
特性上、熱がこもらないので暑くて大量の汗をかいても、体にまとわりつくような熱気をまったく感じさせず。むしろ綿素材だといかに保温性があるかがよくわかるっていうのが率直な感想です。加えて自転車で街を回遊したので、日焼け対策に同じくエアリズムのUVカットパーカーを重ね着。それでも快適ってすごいでしょ?
あまりに快適すぎて小躍りしたくなるほど風通し抜群で。そして速乾なので、べたべた衣服が張り付かず着心地も最高!? この速乾性、ほかにも利点がありまして。ホテルで洗濯して、手洗いで脱水があまくても翌日しっかり乾いてくれました。薄手だから旅荷物もコンパクトなのもありがたい!
唯一、難点を敢えてあげるならば。夏本番になるとセールも始まるため、色とサイズに欠品が出るのが早いこと。UNIQLO、ほかの商品もそうなんですがシーズン前から売り出して追加生産しないのですよ。今回のエアリズムも実は6月に買って準備をしていました。今年手に入らなくても、来年ぜひ着てみてください。夏の暑さが変わりますよ。
氷のペットボトル
コンビニで買えるアイテムです。もし自宅から持参するなら数日前から凍らせたほうが長持ちします。冷凍ペットボトルは首や脇など、太い血管が集まるところに当てていました。そのまま鞄に入れていたり、自転車に装備すると一時間かからず溶けてしまいます。保冷バッグに入れて持ち歩きました。炎天下だとキンキンに冷たい飲み物、おいしいよねやっぱり。
ロックアイスとステンレスボトル
山鉾巡行では朝から誘導に従って、場所取りをして撮影しました。日差しを遮るものがなにもない、文字どおり炎天下。暑さに負けないようスーパーやコンビニで買える、ロックアイスをタオルでくるんで抱っこ。ロックアイスの冷気で、太陽を浴びながらでも耐えられました。溶け出して水になったらステンレスボトルに入れ換えて飲料水にしたり、排水溝が目の前だったので足元にかけたりタオルを濡らしたりしてクールダウンに。
ステンレスボトルは買ったばかりの冷えた飲料水を詰め替えておけば、しばらく冷えたまま飲めるしあると絶対便利。祇園祭はホテル滞在だったからできなかったけど、自宅だと叩いた梅干しを水に溶いて持ち歩いて塩分対策したりとかしてます。
日焼け対策:UVカットふたつ
テストする雑誌「LDK」で高評価だった日焼け止めを今季愛用中。
これを全身に塗っていましたが、日焼けは一切なし。白いので陽に少しでも焼けると赤くなって、チリチリするからすぐ探知できるのですが。ウォータープルーフで、たしかに滝汗でも落ちにくいなっていうのは汗拭きシートで拭うと引っかかる。腕をゴシゴシしないと表面を滑らなくて落ちにくいのはよくわかりました。
あと日傘なしで自転車に乗るので、皮膚科で買う飲む日焼け止めも併用してます。かれこれ4年目。Amazonでも買えるようになっていて価格もこっちのほうが安いみたい。ショック。
最近、日本でもこれと似たものが販売されてるんですけど取説に詳細がのっていなくて。薬事に抵触するからかなと思うんですが。ヘリコケアと使っている成分は同じで含有量に違いが。飲んでいる3~4時間はメラニンの生成を抑えるということで、朝出かける15分前に飲んで昼にまた飲む、ということをしていました。
塩分対策用「梅干し純」
子供のころから好きなんですよね、これ。小さいので化粧ポーチに数個入れて携帯し、朝と昼に一個ずつ食べました。汗の量によって量は要調節。朝ごはんで漬け物を食べるとか昼に味噌汁を飲むとか、全体的な塩分量のバランスを考慮しましたよ。
制汗シート
立ち寄ったトイレとか、駐輪場の日陰などで汗をふくときにおすすめなのがこれ。肌が弱い人には少し強すぎるようですが、メントールが強烈なので瞬時に涼しくなります。持続時間が長いわけではないけれど、数分は清涼感を味わえます。ただ体温を下げるちからがあるわけではないので、体温が上がりすぎてるなと感じるときは涼しい場所へ移動してクールダウンしています。
[tensen]
取材撮影で一日炎天下にいることも多く、Tシャツやコットン素材のワンピースなどでは暑かったので、夏は常日頃装備を試行錯誤しています。もしいい装備があったら教えてください!