「リビングに扇風機を置いて冷房効率を上げたい」と思いつつ、すでにモノが多い我が家。扇風機は場所をとるし、デザインが家具と合わないので買うのを躊躇していました。でも、タワー型の扇風機なら省スペースだし、今はインテリアに馴染むデザインもたくさん出ているんですね。そこで今年は思い切って、タワー型扇風機を購入することに。購入までに検討したモデルと、実際に買った商品をレビューします。
この記事のもくじ
狭いリビングでもスッキリ置ける、タワー型扇風機
我が家のリビングは、ダイニングと一体型の12畳程度の広さです。大人が寝転んでも手足が伸ばせる大きなL字型ソファのほかにも、チェストやテレビ台、ローテーブル、アームチェア、加湿器を置いています。
おかげでリビングは、見事に家具でギッチギチ。暑がりの夫が毎年のように扇風機を欲しがっていましたが、スペース的に断念せざるを得ず。もうひとつ、扇風機を買う上で悩んでいたのがデザイン性です。コロニアル風のインテリアにしている我が家では、高さのあるタワーファンを置くと浮いてしまうのが気になっていたんです。
でも、調べてみるとインテリア性を兼ね備えたタワー型扇風機も安価で多く出ているんですね。
これで一気に「今年はタワー型扇風機を買って涼もう」という気分に傾きました! 闇雲に候補出しをしても仕方がないので、我が家の条件を次のように決めました。
- 1万円以下で買えること(夏しか使わないので安く抑えたい)
- インテリアに馴染む木目調のデザイン
- リモコン操作ができること
機能に大きな差はなさそうなので、条件をこの3つに絞って商品を探しました。
購入したスリムファン「エレクダイヤモンド」の使い心地
迷いに迷ってamazonで購入したのが「エレクダイヤモンド」という扇風機です。予算内の5,980円で収まり、プライム会員だったので送料ゼロ、翌日配送だったのも決め手になりました。
買ってよかったこと1:組み立てがかんたん
商品ページには組み立て時間10分とありましたが、実際はもっと早くて5分あればできてしまうはず。円盤状の脚がセパレート状で梱包されているので、本体にはめたら白いビスをひねって留めるだけ。工具の用意も不要なので、すぐに使うことができました。
買ってよかったこと2:場所をとらない
幅23x奥行23x高さ80cmとコンパクトなので、ギッチギチに家具を置いてあるリビングにも置けました。高すぎず、大人がソファに座ったときに首から下に風が当たる感じ。人が扇風機の前に立って使うと膝上くらいに風がくる高さですが、ソファかアームチェアに座っているときに使用する想定なので問題ありません。
買ってよかったこと3:持ち運びしやすい
背面部分にくぼみがついているので、移動させるときにはここに指を入れて持ち運びます。本体は約2.2kgですが、女性が指だけで難なく持ち上げることができる重量です。お掃除のときにもちょいとどかして戻すことができました。
買ってよかったこと4:収納しやすい
細身なので押入れやクローゼットなど、オフシーズンにも収納しやすいタイプだなと思います。従来型のハネがある扇風機は分解して収納しないとならず、出すのも億劫でした。結果使わなくなって処分したので、これなら毎年気軽に出して使えそうです。収納でも場所をとらないのがうれしいですね。
使ってみて気になったこと
風量は3段階調整できるのですが、やはりMAXになればそれなりに動作音がします。空気清浄機もフル稼働しているときは同等程度の音はするものなので、無音を期待する人には向かないかもしれません。
液晶部分のタッチパネルでも操作ができますが、電源をオフにしているときも青く光ったままになります。個人的にはオフなら全部消えていてほしい部分でした。
購入を検討したその他のタワー型扇風機
丸みのあるデザインよりもカクカクしたのが好みなので、見た目はこちらのほうが好きなんです。ただ濃茶を選ぶと家具とは馴染むけど圧迫感が気になりました。木目調は白の面積が目立つので浮いてしまうかなと思い、パスしました。
「エレクダイヤモンド」とどちらにするか、最後まで悩んだタワーファンです。四角い細身が好みのシルエットだったのですが、予算オーバーでした。
「エレクダイヤモンド」レビューまとめ
場所をとらず、タワー型扇風機の基本の機能が揃って1万円以下なので充分満足したお買い物でした。軽いのと高さがあるぶん、未就学児がつかまり立ちしたり、ペットがイタズラして際に倒してしまう危険性もあるのかな、と感じました。
- インテリアのなかで浮かない扇風機を探している人
- 重い扇風機の出し入れ、持ち運びが苦手な人
- 設置やシーズンオフの収納に場所をとりたくない人
- 首振りや風量調節、タイマー、リモコン操作ができる安い扇風機を探している人