上海旅行に限らず、道が不案内でも確実に目的地に着けるので海外旅行先での移動に欠かせないタクシー。上海滞在中、移動手段としてすべてタクシーを使ったのでその使用雑感をまとてみました。
安くて使いやすい、上海のタクシー
上海のタクシーは初乗り運賃が13元~、日本円にして221円と日本に比べ圧倒的に安いです(2017年10月時点での1円17元で換算)。そのため海外旅行者のみならず、上海っ子もタクシーを普段から利用しています。深夜、飲食店にタクシーで出かけてタクシーで帰る、なんていうことも珍しくないそうです。
上海のタクシー、行き先の告げ方
日本ではgooglemapを見せて目的地を共有することも珍しくないのですが、ドライバーのほとんどが英語がNG。中高年だと英語がチラっとみえただけで「わからない!」と拒否をされることも。日本から出発前に中国の検索エンジン「百度」で中国語の地図をプリントアウトしておくのがおすすめです。ホテルのカウンターにあるホテルの地図が書かれたカードも必ずチェックイン時にもらっておきましょう。
わたしは中国に行くときには次のようなカードを準備しておきます。
100円ショップで買えるインデックスカードです。これに次のように行き先を書き込みます。
これは「清到这里 店名」と書いてあります。その前は「ここにいってください」という意味。その下には目的地の住所と電話番号を書き添えます。電話番号も書いておくとドライバーが電話して行き方を確認してくれますよ。
こうして旅行前に予定している行き先をカードに書いてから出かければ、あとはこれを見せるだけ。中国語ができなくても困りません。
上海でタクシーはどうやって捕まえる?
タクシーの利用人口が多い上海。最近では利用者がアプリでタクシーを呼ぶシステムが普及しているので、空車で流していても予約済である車両が多くなりました。朝7~9時や夕方16~18時は大通りにいても捕まらないことが多く、ひどいときには40分以上立ち尽くしていたことも。ホテルのカウンターでタクシーをお願いして呼んでもらってもいいでしょう。
大きなホテルの前やエントランスに常駐していることも多いので、流しを捕まえようとせずにホテルを目指してしまうのも一手です。
利用したいタクシー会社
上海で運行しているタクシーのうち、なかには無許可営業しているものもあるので拾う際には車体に社名を明記した錦江、大衆、強生といったタクシーを選ぶと間違いありません。氏名や顔写真を掲示して運行していて、運転も丁寧です。
夜のタクシー利用は安全?
いつも女一人でふらふらと海外に行く私。眉をひそめられることも多いのだけど、夜遊びが大好きなんです。19時台に夕食を済ませてから買い物したり、屋台をハシゴしたり夜景の撮影したり。ホテルに帰るのが夜の0時を過ぎることもしばしばです。
上海のタクシーのなかには、繁華街で窓を開けて客引きしながら流しているドライバーもいっぱい。これらは闇タクシー、白タクシーと呼ばれる無許可営業のものがほとんど。12元程度の距離なのに80元とか、いわゆるぼったくり料金で請求されるので乗らないのがベターです。
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