買い物したり飲み歩いたり。私は上海旅行の拠点として外灘がお気に入り。今回は抜群の立地にありながらリーズナブルな「バロンビジネスホテル」のレビューです。
南京東路も外灘もすぐそこ! 「バロンビジネスホテル」
徒歩圏内に買い物や飲食店が集まる南京東路があり、夜景やレトロな街並みが美しい外灘で写真を撮ったり。夜遊びで新天地や田子坊に出掛けた後、タクシーで戻るときに外灘は行き先として分かりやすい安心感もあります。
ただ外灘周辺のホテルって高級ホテルが多くて。今回、航空券が高くついたので「ホテル滞在にはお金かけたくない」と探して見つけたのが「バロンビジネスホテル」でした。同じ時期、前回泊まった浦江飯店は調べてみると3泊4日で33,000円。一方の「バロンビジネスホテル」は17,000円でした。たとえ安宿でも清潔感とか、設備はある程度のレベルは求めたいもの。「大丈夫かな?」とドキドキしながらの旅でした。
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「バロンビジネスホテル」室内の様子は
今回利用したスタンダードタイプのお部屋。窓なしなので朝なのか夜なのかわからないラブホテルみたい。でも日本のホテルに比べると安くても広くていいですね。お花は造花、中国のホテルによくあるウェルカムフルーツやお菓子はありませんでした。
オリエンタルな柄のソファ。一日出歩いてばかりいたので、ほとんどここでくつろぐことはなく。もっぱら買い物した荷物のチョイ置きや、翌日の服を出して置いたり。
ベッドからみた部屋の様子。ポットのある台の下に冷蔵庫がありましたが、電源がみつからず。まったく使えませんでした。左のデスクはもっぱらメイクの際に使っていました。デスクライトがなかったので、メイクは少々難儀しました。
これが洗面所とお風呂。中国のホテルはシャワーだけ、というところも多いのですが今回「バロンビジネスホテル」の決め手としてバスタブ付きだったこと。一日中遊び歩くので、夜はもう足がパンパン! 熱めのお湯をはって、ゆっくり浸からないと疲れがリセットされないのです。
バスタブは手足も伸ばせる大きめサイズ。身長172cmあるわたしでも、のびのび快適でした。
洗面台は広くて使いやすかったです。ただトイレットペーパーの補充用の予備がなく。中国の人ってあんまり紙を使わないのかしらん。前回の浦江飯店もそうでしたが、清掃員を見つけたら1ロールもらっておくことをおすすめします。石鹸やシャンプー、歯ブラシなどアメニティは充実していましたよ。
「バロンビジネスホテル」の館内設備など
お部屋以外で気がついたことといえば、ホテル全体が暗いこと。部屋も窓がないわりに照明も少なく。全体的に暗かったです。そして廊下もこんな感じ。
だいぶ掲載用に明るく現像しましたが、部屋番号をみるのもちょっと大変な明るさでした。
「バロンビジネスホテル」は古めかしいビルに両サイド囲まれていました。きらびやかな外灘の風景から2ブロック先には、上海の人々の市井の暮らしが垣間見れる不思議。「バロンビジネスホテル」で難儀したのは、この左手のビルのゴミ出し場がホテルのアプローチの途中にあったこと。
日本の生ゴミのニオイとは別の、臭豆腐とゴミが合わさったなんともいえない凄まじい悪臭が漂っていることもあって。「ホテルの人も交渉して違う場所にしてもらえばいいのに」と通るたびに何度も思ったほど。まあ収集車が来てしまえば、ニオイはなくなるんですけどね。
「バロンビジネスホテル」のサービス
ブッキングドットコムの情報では、24時間フロント常駐とありましたが実際はそうでもなく。悪天候でフライトが遅れに遅れ。ホテルについたのが明け方の4時頃! 真っ暗になったロビーで人を探しましたが誰もおらず。大声で「晚上好(こんばんわという意味)!」と叫んでいたら、数分後にやっと奥から寝起きでご機嫌の悪そうな人が来た……。まあ、こんな時間に来る人なんて滅多にいないのでしょうね。
英語が通じる人が多く「レストランを予約して欲しい」とか「このチケットを手配してほしい」などの要望も英語で通じます。あ、ディズニーランドのチケットも買えますよ。ただし前日までなので、到着してすぐに手配しておくとよいかも。
近くにファミリーマートがあるので、買い出しも便利です。
泊まってみた感想
ロケーションと価格から、悪くないホテルだなと思います。人懐っこいスタッフが多く、滞在にストレスはありませんでした。夜は人通りも少ないので、女性のひとり旅ならあまり遅い時間に帰らないほうがよさそうです。