オージービーフのステーキもいいけれど、シドニーに来たらとにかくシーフード。なかでも人気だと聞いたのが、CBDの中心地から徒歩で行けるベイエリア、コックル・ベイ・ワーフにあるカジュアルダイニング「Nick’s Seafood(ニックスシーフード) 」。予約で一杯という話もあったので、日本から事前にサイトで予約をしたけれど、予約なしでサクッと入れる雰囲気でしたよ。
「Nick’s Seafood」は港が間近!最高のロケーションでした
地元でも評判の高いお店だそうで、貴重な滞在時間を入店待ちで潰すのはイヤだなあと公式サイトから事前に予約をしていました。行ってみると前評判とは異なり、混んではいるけれど待ちが出るほどじゃなかったです。
ウォーターフロントにあって、店内は洒落た雰囲気なので地元民も観光客も行きたくなるのは間違いなさそう。なにしろ「Nick’s Seafood」があるのは、こんな場所です。
夜景がすごくキレイで、仲間とディナーや散策、デート中のカップルも多く来店していました。ひとりぼっちには寂しい夜です。
ちなみに、昼間もまた冗談のように青い空と海が素晴らしく。ランチもやっているので昼も夜も来てもバツグンの景観を肴に食事ができますよ。
「Nick’s Seafood」に来たら注文したいシーフードプラッター
予約していたメリットは、テラス席に座れたこと。会社帰りのオフィスワーカーや、友達との食事を楽しむ地元の人に紛れて今宵の一人飯はオイスターからスタートです。
マヨネーズ風のソースと、酸味のあるガスパチョのようなトマトソースがついてきたけれど、味はイマイチ。牡蠣はレモンを絞って食べるのが一番です。やや小ぶりの身だけど、濃厚でおいしくて昼間に行ったシーフードマーケットのものと段違いです。やっぱりあそこは観光客向けなのかなあ。
今宵のメインイベントは、一番人気のシーフードプラッターを味わうこと! 「Nick’s Seafood」の看板メニューで、来たら絶対にハズせないと聞きましたが頼んでる人は、ほかに誰もいなかったです……。
それもそのはず、とにかく巨大なんです……このシーフードプラッター。そびえ立つロブスターの塔に蒸し野菜、フィッシュアンドチップスがてんこ盛り。カニや牡蠣、タコ、イカまでついていて、ひとりで食べるシロモノではない……。2人前で$160.00はなるほどという値段です。
これが来た瞬間、ほかのテーブルがこちらに大注目。隣の男性カップルに「お前正気か、すげえな!」みたいなコトをいわれ。「少し食べてよ」というと、「俺たちデート中だから邪魔するな」と断れるというコントのような展開に。
食べている最中もずっと囃し立てられ、なかなか出来ない体験をさせてもらいました。それでもエビはプリップリだし、イカもやわらかくて味は大満足でした。
残念ながら、このプレートを食べてビールを飲んだらお腹が膨れてしまい。ほかのメニューを頼めずに終了。なんだか消化不良のディナーになっちゃったけど、味は抜群においしかったです。景色もよくて、2軒目に夜景を眺めながらビールを飲みに来るだけでも良さそうですよ。