海の幸がおいしいシドニー。セントラルからも近い場所にあって観光客も行きやすく、市場で新鮮なお刺身やフライなども食べられるのが「シドニーフィッシュマーケット」です。
「シドニーフィッシュマーケット」は見たこともない海産物がいっぱい
牡蠣好きな友達から「シドニーは牡蠣がうまいよ!」と教えてもらったこともあり。シドニーに着いたらフィッシュマーケットへ行こうと決めていました。ホテルのあるシティの中心地から、タクシーに揺られること10分。
到着したフィッシュマーケットは、小さな船着場と広い駐車場がある日本のサービスエリア風の施設でした。でも、日本の築地に次ぐ水揚げ高で予約をすれば競りを見学することもできます。
2~3軒ほど写真のような商店ごとの小屋が建っているのですが、メインとなるのは数店舗が入った複合施設。一歩足を踏み入れると、氷漬けになった海産物でいっぱい!
ホテル滞在じゃなくてコンドミニアムにすればよかった!と後悔してしまうほど、美味しそうなお魚が所狭しと並びます。
なんとなくグロテスクな青いカニも・・・。茹でると赤くなるそうですよ。
これはコウイカというイカだそうですが、こんな風に盛られてしまうとよくわかりません。
「シドニーフィッシュマーケット」は調理品もいろいろあるので目移り必至
巻きずしや刺し身、海鮮丼など日本人には馴染み深い調理品もいろいろ。
これはうなぎの蒲焼き。美味しそう・・・。
デパートのお惣菜コーナーのように、さまざまな味付けをした調理品がたくさん。中国の観光客も多いのか豆板醤炒めや、チリソース和えもラインナップされていました。
こんなものもあった、日本の調味料の数々
お魚のほかにも、各国の調味料を販売する棚もありました。さまざまな岩塩はもちろん、中国の黒酢や豆板醤も並びます。目を見張るのは、日本の調味料の多さです。寿司海苔や甘酢しょうが、それにパン粉まで!
別の陳列棚にはマヨネーズやすし酢、わさびも。市街地に出るとよくわかるのですが、寿司レストランが至る所にあるシドニー。寿司に欠かせない調味料はここで仕入れているのでしょう。
シドニーは生牡蠣が美味しいらしいと聞いて
フィッシュマーケットに来た最大の目的は、なんといっても大好物の生牡蠣を食べること。どのショップでも店頭に生牡蠣のショーケースを置いています。
各店で、シンプルな剥き身からポン酢がけ、キャビア載せなどアレンジした生牡蠣を用意しているので、気に入ったものを買ってみてください。シンプルに味わうなら剥き身を選んで、レモンをパッケージしてもらうのがおすすめ。
こんな風にパッキングしてくれます。
食べたいものを買ったら、外のテラス席で食べちゃおう
パラソルのついたテラス席がたっぷりあるので、買ったらすぐ食べちゃいます。清掃員がスタンバイしているので、テーブルや椅子は食べ残しが放置されることなく、綺麗な状態。
大粒の生牡蠣と、フィッシュアンドチップスを買いました。タルタルソースがなく、塩コショウで味付け。これは少し残念。
生牡蠣はあえて大粒を選んで買いましたが、可もなく不可もなくといったところ。シドニーは小粒の牡蠣がクリーミーで美味しいそうなので、そもそも選択がミスチョイスだったのかも。
海鳥があっちこっちから、おこぼれにあずかろうとスタンバイ。テーブルの上にも容赦なくやってきます。
こんな鳥がウロウロしているのをみると、外国に来たことを実感しますね。凶暴性はないので、動物が苦手な人は近づいてきても知らん顔をするのが一番です。日本の観光地でもそうですが、この場所でも野生動物へのエサやりは禁止になっているので、かわいくてもごはんはあげないでくださいね。
シティ中心地からフィッシュマーケットへは徒歩20分強かかります。アップダウンのある道を歩くので、タクシーで行ってしまってもよいかも。帰りは駐車場にタクシー待ちのベンチがありますが、待っていても来ないことがほとんど。大通りへ出ればタクシーが頻繁に通るので比較的捕まえやすいです。
この場所はこちら
Sydney Fish Market
Bank St & Pyrmont Bridge Road、Sydney NSW 2009 australia
[map]Bank St & Pyrmont Bridge Road、Sydney NSW 2009 australia[/map]