築100年の古民家で食べる「御殿山(うどぅんやま)」の沖縄そばが味も雰囲気も最高だった

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タクシーの運転手さんに「美味しいよ~」と勧められたのが、築100年の古民家を改装した沖縄そば店「御殿山」。“ごてんやま”じゃなくて“うどぅんやま”と読むのだそうです。那覇の繁華街から少し離れた住宅地の一角にある御殿山は、どこか懐かしさを感じる佇まい。ここで食べられる超正統派の沖縄そばが最高においしかったので、お店と食の記録を残しておきます。

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「御殿山」の外観は草木が茂り、まるで映画のセットのよう

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運転手さんに連れていってもらった「御殿山」は、高台をずっと登ったところにありました。自分の足で歩いたら、夏場はそうとう汗だくになりそうな……。壁に店名が入った暖簾がかかっているので、一人で来てもわかりやすいかと。築100年という家の屋根にも草が生え、なんとも歴史を感じさせてくれます。

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屋根にもシーサー! しかも、いい具合に苔むして長い年月を感じさせてくれます。ずっとこの家を護っているのでしょうね。

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お店の前から、登ってきた坂道方向を撮影するとこんな具合。

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格子戸を開けて、中へ進むと沖縄の家屋独特の縁側が。

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 庭木も丁寧に手入れされていて、茂みにはやむちんがひょっこり。

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外にもテーブルと椅子があり、ここで食事をするのもよさそう。生憎当日は雨だったので、お店の中に入ることにしました。  

初めて来たのに懐かしい「御殿山」のお座敷席

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平日の開店時間と同時に入店したので、ほかのお客さんはおらず。それでも注文して数分経つと地元のサラリーマン風の人や、観光客が数組入ってきました。

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地元のラジオ局の放送が静かに流れていてなんだか友達の家に遊びにきたような雰囲気。大きな窓の奥には青々とした庭木を眺めることができます。沖縄を舞台にした映画の一コマのようで、長い時間ここでぼーっとしていたい気分~。

製法まで読み込みたい「御殿山」のメニュー

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とりあえず、ビールを飲んで注文するものを考えます。オツマミにはわかめの酢の物がでました。よく冷えたビールは、沖縄の工芸品・琉球ガラスのコップでいただきます。程よい厚みがあって、手の中でしっくり収まる感じがいいなあ。

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“沖縄そば”じゃなくて“沖縄すば”なんですね。大きさも大中小あるので、小さいサイズを複数頼んで食べ比べしてもよさそう。でも煮付けというのも気になる……。

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「あれこれ食べたい人にはこっちもオススメですよ~」と言われて見せてもらったのが、このおもてなし御膳。沖縄そばに、郷土料理2品がついてデザートかコーヒーがつくセットメニュー。食べたことないものばっかりで、これは確かによさそう。

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待っている間にメニューの裏面に書かれた沖縄そばの麺づくりの工程を読む私。ここは手打ち麺なんですね、どうりでメニューに載っている写真の麺の太さがマチマチだと思った! さらにびっくりしたのは、ガジュマルの木を燃やして集めた灰から仕込み用の灰汁を作るのだそう。これが琉球古来のそば打ちなのか、と製法を興味深く拝読しました。   

モチモチで美味しい麺と、あっさりなのにコクがあるスープが絶妙

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そうこうしている間に煮付けがやってきました。島豆腐の厚揚げとキャベツ、じゃがいも、昆布が一緒に甘い味で炊かれた一品。野菜はできるだけ沖縄県内で採れたものを使用するとのこと。これだけで結構お腹にズシンときます。

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「じゅーしー」という沖縄の炊き込みご飯。具材には人参や豚肉、昆布、フーチ葉が入ってこれもボリューミー。昆布と豚肉、カツオのお出汁で炊かれているせいで、アッサリとした風味でした。

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そしてお待ちかねの沖縄そば! コクのある味付けが染み込んだ豚肉が美味しい~。スープには野菜と豚骨、それに泡盛で5~6時間煮出して作るのだそう。さらに一晩寝かせたあとにコンブやかつおの出汁と合わせ、島マースやしょうが、にんにくなどで味付けしたスープはさっぱりとしていてコクがある絶品。

モチモチの麺とよく合って、炊き込みご飯と煮付けで早くもお腹がキツかった私にもスルスルと食べられました。このスープは持って帰りたいなあ。

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食後はコーヒーかデザートが選べたのですが、食べたことのない「黒糖ぜんざい」に興味津々。お腹が限界でしたが、つい頼んでしまいました。琉球ガラスの小ぶりの小鉢にこんもりとかき氷が盛られたのを見た時には後悔しましたが、やっぱりデザートは別腹。なにしろ氷なので負荷なくペロリと平らげました。

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黒糖で煮た小豆と白玉が底にたっぷり。黒糖の独特の深みのある甘みが美味しかったです。   あれもこれもと好奇心に負けて食べすぎてしまいましたが、御殿山は大満足のお店でした。料理はもちろん、沖縄らしい風情を楽しみたい人にもぴったりのロケーションなので次回また沖縄に来たら寄りたいお店となりました。  

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