明洞は日本人観光客が多く訪れる定番の繁華街なので、焼肉に限らず総じて飲食店が高い! なかには日本人向けに高いメニュー表を出すところもあります。でも、繁華街から少し離れただけで、手頃な価格でおいしい焼肉が食べられますよ。
明洞の繁華街から徒歩5分の場所にある焼肉「景福宮」
明洞の中心部にも焼肉屋さんは多いのですが。少し足をのばしてでも、行く価値があるのが焼肉の名店「景福宮(キョンボックン)」です。歩くといっても、明洞聖堂のちょいと先。だからシスターが焼肉に訪れる光景もちょくちょく出くわします。
「景福宮」があるのは、オフィスビルが建ち並ぶ一画。ビルのファサードに韓国の伝統家屋の門構えをあしらった特徴的な店構えなので、かなり目立ちます。
1階はテーブル席で、2階以上はオンドル式の座敷席です。ひとりで行くと、大概この1階席に通されます。夜は会社帰りの地元客や家族連れで混雑していて、入れないことも。そのためいつも時間を少しズラして17時くらいに行っています。混んでいないので快適ですよ。
柔らかい韓牛がお手頃価格で食べられる
メニューは日本語の記載もあるのでわかりやすいです。
チヂミやスープ類も充実。といっても、いつもお肉をモリモリと食べてしまうので頼むことは稀です。
韓国焼肉の定番、無料おかず群。
必ず出てくる、ゴマ油がきいた春雨の炒め物がおいしいんです。チャプチェのような甘辛い味付けでもなく、酸味のある中華風春雨サラダでもなくシンプルな味わい。焼きビーフンに近いかなあ。
韓国行くと、ニンニクは生でサンチュに巻いて食べるのがスタンダードなのかな。私はいつも焼いてホクホクしたニンニクが好きで。金網の隅っこで焼いているとトングですかさず除けられちゃうんですが。「景福宮」は最初からホイル焼きで地味に嬉しい。
お肉類はすべて、頼んだものはお店の人が付きっきりで焼いてくれます。なので、ひとりだとワッショイワッショイでせわしなく食べることに。
写真の左奥にうつっているホイル焼きはホルモン。こんな風に包み焼きしてくれるんですよ。
いい頃合いになったら済っこに移動してくれます。これがね、もうホントにとろけるように甘くて美味しいの。ホルモンの独特の脂っぽさがニガテな人にも食べて欲しい。ジューシーでプリプリなのに、コクがあってギトギト感がないんです。わたしが「景福宮」に必ず滞在中、1回はこのホルモンを食べるために来るといっても過言ではありません。
すべての食事が終わるタイミングで出されるのが、「景福宮」名物の梅茶。これが好きな人も多いみたいですね。甘いジュースなので、どうも私はニガテな味。まずいわけじゃないんだけど…
おなかいっぱい、二皿のお肉を食べてビール3杯飲んで日本円で6,000円ちょっと。高いと思う人もいるかもしれませんが、これひとり飯ですからね。複数人で行けばもっと安く収まるかと。この味とサービスでこの値段、絶対にオトクです。
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