美味しい幸せを考えるドネーション制「第一回プレミアムローカル食堂」に参加してきた

美味しい幸せを考えるドネーション制「第一回プレミアムローカル食堂」に参加してきた



7月4日に上野にあるLIGのいいオフィスで開かれた、食で日本を知るをテーマにしたイベント「第一回プレミアムローカル食堂」。詳細は次のように記載がありました。

食のスペシャリスト 森田 隼人と、食に対して熱い想いを持つLIGの代表 ゴウが、日本中の最高に美味しいものを探し出し、それを最高に美味しい料理にして提供する、これまでにない寄付制の食イベントを、いいオフィス上野にて開催します!

まったく新しいこの取組み、ぜひみなさまの目と舌で確かめにきてください!

Peatixより引用, http://peatix.com/event/273138

面白いのが「ドネーション制」を採用していること。聞きなれないコトバかもしれないけれど、自分が味わった料理に対して価値を感じて対価を支払う仕組み。これには、ただ“美味しかった”という満足度だけではダメ。お店が継続していくために、色んなことを考えて対価を検討しなければならないんです。ただの美味しいものを食べられるイベントではなく、結構ヘビィなテーマを来場者で考える、面白い企画だな~と思い。ポチっと参加をしてきましたよ。

 

始まる前から会場の不思議な盛り上がりにワクワク

受付開始は19:15からのイベントだったのに、もう大勢の参加者が時間より早く駆けつけるなど、始まる前からなんだか不思議な熱気に満ち満ちていました。オープニングは、このイベントの主旨やドネーションについての解説があり。

早くも並びだした料理にみんな釘付けになっていました。
そしてイベントを企画したゴウくん。客先打ち合わせにもこの格好でやってくるファンキーな社長さんです。

乾杯のドリンクに私が選んだのは大好きな鳳凰美田。栃木のお酒なのに?と思ったら、糸島で酒米を作ってるんですね。

このあともグイグイと日本酒⇒ビール⇒焼酎ロックでだいぶ飲みました。

最初のお料理はピンチョスから。チーズとナッツ、ポテトのマッシュ、糸島豚の生ハムとパルメジャーノなど、色も鮮やかで自然豊かな新宮町を思わせるテーブルセッティングもなかなかです。

アスパラやヤングコーン、人参がまるで畑のようなビジュアルに仕立てたアボカドクリームの上でニョキニョキ。最初に「ここに来ている80人のことを考えながらとってくださいね~」というアナウンスもあり、このイベントの意味を改めて考えさせられます。我先に自分の分をガッツリ取りに行くのではなく、みんなが同じ量を食べて満足できるように取り分けるのも大事なんだなあ。

お次は旬の桃を使った冷たいパスタ。さっぱりと酸味のきいたソースと桃でデザート感覚でペロリといただきました。

パスタは追加でコーンとズッキーニのパスタも登場。ニンニクがきいて美味しゅうございました。真珠がとれるアコヤ貝の貝柱も使っているんだけど、これは初めて食べた! 弾力があって味が濃い! 

食事をスタンディングでいただきながら、福岡県新宮町おもてなし協会の担当者と森田シェフのトークセッション。食材は福岡県新宮町から提供されたものを使い、森田シェフが料理するこのイベント。新宮町の食の魅力について語られました。よい明太子の見分け方は思わずメモメモ。

このイベントの目玉メニューともいえるのが、これ。糸島牛のローストビーフ!
神々しい焼き肌にがぶり寄りで撮影させてもらいました。

そして切り分けているときには、薄いピンク色をした肉の表面が…

数分して空気に触れると赤みを増していくという、不思議な光景も間近でみることができました。キノコのソースがまたこれ美味しゅうて美味しゅうて。

このあとお肉の中心部のユッケをじゃんけんで争奪戦になりましたが、初戦で敗退。

悔しがる私に、隣り合わせた男性が一切れくださいました。このイベントならではの人のぬくもりですなあ…。口の中で甘い脂がとろ~んととろけていきました。永遠に噛んでいたかった!

あとね、これが絶品すぎてお取り寄せ決定したサバ!(写真中央)
進藤商店の「さばの燻製」なんですが、桜チップでスモークしたサバの脂のノリかたといったらもう! こんなにジューシーなサバ、食べたことなくて涙がでそうでしたよ。

最後は辛子明太子と鯛のだし茶漬け。肉厚の昆布と、アカモクとろろがまた初めて出会う美味しさで。磯の香り云々じゃなく、素材がもつポテンシャルの高さに圧倒されました。歯ごたえや粘り気、こんなに力強い海の幸は食べたことなかったです。

最後に宮内庁にも納めているという立花みかんのジュースを液体窒素でシャーベットにしていただきました。通常のシャーベットとは異なる作り方なのでサクサクとした独特の食感。酸味が強すぎず、甘みもあってなかなかでした。

 

私がこの日、決めて支払った対価は五千円でした。お店でフルコースでいただいたら1万円でも足りないなと思ったけれど、この日はどれも一口ずつの量。みんなでいただいたので、輸送コストや食材費を考えて、この額で決めました。

最後にアンケートにも書いたけれど、せっかく食から入る観光や地域活性ならば会場にもっと観光のPRをするものがあってもいいかなと思いました。パンフとか5分の映像でもいいし。その食材がどんなところで採れて、どんな場所で加工されて今日ここにあるのか、見えてもいいのかなと。

とはいえ、まだまだこれが最初の試み。回を重ねていくにつれて、もっとブラッシュアップされていくんだろうなと思います。次もまた参加しま~す!

 

 

編集者とか旅ライターとかやってます。御朱印と寺社旅メディア「ご朱印びと」運営中。ビールはアサヒスーパードライ派。お米は彩のかがやき派。アジアや日本をふらふら旅して、美味しいごはんをたらふく食べてます。お仕事のご依頼はコンタクトフォームからどうぞ。

【本書きました】『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『神様とつながる暮らし方』(彩図社)、『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)は4刷目。

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