「沖縄に来たら絶対食べよう!」と決めていたのがソーキそば。もちもちの麺に出汁のきいたスープ、トロトロのお肉とくれば食いしん坊には堪らないコンビネーション。旨いものはタクシーの運転手さんに聞け、といいますが最近は「あそこは行列ができているよ」とか「テレビにでてたよ」という基準で教えてくれる人が増えた気がします(運転手さん、あんまり外食しなくなっちゃったのかな)。下調べした中で一番行きやすかったのが、国際通りにある「どらえもん」でした。それにしてもこの名前、大丈夫なのか??
ビルの2階にあって、見つけにくい「どらえもん」
お店の前でタクシーから落としてもらったので良かったけれど、大きな看板が出ているわけでもなく。雑居ビルの2階にあって、1階はシーサーなどのお土産屋さんなので、ちょっと探しにくいお店かも。 さらに若い人にはこれまた入りにくい雰囲気・・・。隣は夜から営業のスナックというロケーション。 この日も若いカップルが「えー、どうしよう・・・入れるの?ってか入る?」と躊躇い、引き返していきました。オバサンは仕事柄、どんどん入っていきますよ。入りにくさよりも、美味しい物を雰囲気云々で食べはぐることのほうが恐いの! ガラッと開けると店内は懐かしい食堂の雰囲気。 平日の昼時でもない中途半端な時間に来たせいもあって、他のお客さんもおらず火サスの再放送を見入っていたお母さんが一人いるだけでした。 メニューは定番の炒め物のほか、沖縄の炊き込みご飯、ビールを飲みながらつまめる小皿料理、それにソーキそばというラインナップ。地元の人はビールとツマミで軽くやって、シメに沖縄そばを食べるといった感じなんでしょうか。こういうお店が近所にあったら通うなあ。 メインの沖縄そばは写真入りで掲示してあるので、ソーキとてびちの違いがわからなくても視覚的に求めているそばがどっちかわかるようになっていました。東京都内で一般的に食べられている沖縄そばがソーキそばのようです。 メニュー写真とはいくぶん違いがあるようなないような、ソーキそば。甘い味がしっかりと染みこんだソーキがとっても美味しい。これだけでビール飲めます。スープはあっさり目だけどダシがしっかりときいていて、汗をたっぷりかく夏の旅行には全身に染み入ります。タクシーの運転手さんいわく「みんな好みの味があるから、行く店も違うの。家族でも息子は濃い目のスープが好きとか、奥さんはあっさり目がいいとかあるからねえ」とのこと。なんかわかる気がする。
行ってみた感想・まとめ
那覇に来たら多くの人が足を運ぶ国際通りの中心部にあるので、行きやすさに加えてランチ営業、夜営業といった営業時間的な区切りもなく飲食できるのはかなり魅力的。どうしても観光しているとお昼の時間がズレたり、小腹が減ったときに軽く満たせる食事処としても活用できるのでは。
このお店はここにあります
どらえもん 沖縄県那覇市久茂地3-2-17 カネトヨビル 2F [map]沖縄県那覇市久茂地3-2-17 カネトヨビル 2F[/map]