ひょんなことから、青森のお友達の父上から「青天の霹靂」なるお米が届きました。まさに青天の霹靂ですな。しかも採れたての新米を頂いちゃったので、こちらとしてもおいしく頂かねば申し訳が立たない。「よし、ならば土鍋炊きだ!」と、結婚祝いにかつての同僚からもらったごはん専用の土鍋を引っ張り出してみました。
ごはんを炊くのって小難しく感じる人も多いのですが、意外にも簡単だし電機釜で炊くよりも早く炊きあがるんです。お釜によっては中には水加減のメモリがついているものもあるので、こうした土鍋を用意してみてもよいのかも。
水加減はこれでやれば間違いなし。新米か古米かで加減を調節してみてください。今回は新米なので浸水は省いて、3合に対して水600ml、つまり2カップで炊きました。
[blockquote cite=”より手軽な鍋炊きご飯の水計量のやり方|料理研究家 冨田ただすけ の ブログ” citelink=”http://sirogohan.blogspot.jp/2013/09/blog-post_29.html”]米を研いで浸水させるというのが前提にはなりますが、
2合に対しては、水400~450ml
3合に対しては、水600~650ml が一つの目安になると思います。[/blockquote]
俗に「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ。赤子泣いても蓋とるな」といいますが、うちの炊き方はもっとシンプル。はじめ強火で噴いたらトロ火にして10分ほど。「10分とかタイマーで測ってやるのがめんどくさ!」というズボラーな人は、隣のコンロで味噌汁3杯分でも作ってみてください。水が沸騰して、かつぶしでお出汁をとって味噌を溶いてたら過ぎる程度の時間です。ね、これなら気負うことなくできちゃうでしょ? 10分経ったら火を消して、そのまま放置しちゃってください。あとは余熱におまかせして、おかずの支度でもしてください。その間においしく仕上がっていますから。
で、炊き上がった青天の霹靂がこれ。粒が大きくてぴっかぴか!
お米が主役の晩御飯なので、塩むすびをにぎりました。
もちろん土鍋炊きのごはんであることをさっぴいても、もちもちっと甘くて粒が口のなかでピンと立っているのがよくわかります。素晴らしい~!
地方にお友達ができるっていいもんですな。ごちそうさまでしたっ!