国立競技場の最寄り「日本青年館ホテル」に一泊してきました。一昔前の合宿所のようなイメージとは異なり、再開発で随分と使いやすいホテルになっていたのが印象的でした。イベント時や東京観光の拠点のホテル選びの際の参考になればと、宿泊記やブログなどで実際のお部屋の様子やホテルのサービス、周辺情報、滞在の感想などを知りたい人に向けてホテルの滞在記をまとめます。
「日本青年館ホテル」がある立地と周辺
JR「千駄ヶ谷駅」からは徒歩10分、東京メトロ銀座線「外苑前駅」からは徒歩6分程度の場所にある「日本青年館ホテル」。私はJR愛好家なので、千駄ヶ谷から巨大な国立競技場を横目に緩やかな下り坂を歩いて向かいました。ホテルの周囲には神宮球場のほか、日本オリンピックミュージアム、明治神宮外苑ゴルフ練習場、高校などがあります。スポーツ施設が集中しているため、夜に飲食店へ行くならば駅前まで戻るか西側エリアの神宮外苑まで行く必要があります。
旅行に欠かせないコンビニは、ホテルの1階にファミリーマートが入っていて夜は23時まで営業していました。閉店時間には変動があるかもしれませんが、寝る前にお部屋で飲むお酒や軽食、朝ごはんなどはここで調達できるので便利です。イベント時に利用する人が多いため、ホッカイロなどの用意も厚めにあってありがたかったです。
ほかにもスタジアムカフェというのがホテル1階に入っていましたが、日本青年館ホールでのイベント客や国立競技場の利用者などがここに詰めかけているので混雑がすごかったです。
ロビーの絶景は一見の価値有り
ホテルへは専用エレベーターから上層階へ上がり、チェックイン。
フロントのあるフロアには待合スペースのほか、朝食や夕食、バーの利用ができるレストランがありました。
チェックインを待つ間、眼下に広がる神宮球場を見学。
贔屓の球団もない私でも、この絶景には興味津々。試合開催日に宿泊できたらここから試合を見学してみたくなりました。
宿泊したスーペリアセミダブルルーム
夫とふたりで宿泊するため、部屋はスーペリアセミダブルルームを手配していました。チェックイン時に「お部屋をグレードアップ致しましたので、滞在にご満足いただけると思います」と言われ。お部屋が広くなったのかしら、と淡い期待があったものの予定どおりのセミダブル。ベッドサイズが10センチほど広くなっているタイプのお部屋であることと、神宮球場が見やすい場所に変わったそうです。
ビジネスホテルにありがちな、妙な段差はなくフラットな洗面・お風呂エリア。日本青年館ホテルはグレードによってはバストイレ別のお部屋もあるそうで。標準的な料金プランで一体型のタイプでも、ゆったり目に造っていて使いやすかったです。
お部屋の窓からも球場の様子を見ることができました。場所柄、防音設備がしっかりしていることもホテルのセールスポイントだそうですが、窓の下に扉がついていて。開けると臨場感ある外の音を聴きながら滞在が可能だそうです。閉めておけば車の音すら聞こえない静けさでした。
「日本青年館ホテル」のアメニティ
作務衣のような館内着。LとMの2種置いてありましたが、夫が大きめなのでフロントに問い合わせるとワンサイズ大きめのものを持ってきていただけました。
無料のお水やコーヒー、各種充電ケーブルもお部屋に完備。
お風呂にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔料といった入浴時に使用するものに加えて歯ブラシ、カミソリ、ブラシ、ドライヤーなど基本的なものは一揃い用意がありました。
このほか、入り口には衣類を掛けておくハンガーや消臭スプレー、スリッパなども。手ぶらでぶらっと泊まりにきても不自由なく過ごせると思います。
滞在してみた所感など
イベントが行われる国立競技場までは徒歩で5~6分で到着します。朝は近所の人がランニングしたり、犬の散歩を楽しんでいる人が大勢いましたがとても静かでした。宿泊日には日本青年館ホールでもライブがあって1階や出入り口付近には大勢の人が来場していましたが、部屋には一切音漏れはありませんでした。
滞在日は15時にチェックインし、お部屋でゴロゴロしたり大浴場でお風呂に入ったりして寛ぎ。夜ごはんはタクシーで新宿まで行き、火鍋を食べて戻りました。夫は23時過ぎに駅前のホープ軒で夜食にラーメンを食べたようです。飲食店の数は多くないとはいえ、コンビニもあるし少し移動すれば原宿や表参道、新宿が最寄りなので不便さは感じません。身支度して出発したら、すぐに到着できる立地のため、日本青年館ホールや国立競技場、神宮球場でのイベント時の拠点には最高なホテルだと思います。イベントの余韻に浸るにも、もってこいではないでしょうか。
「日本青年館ホテル」のアクセス
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町4−1
電話:03-3401-0101
チェックイン時間:14時