パリのホテルのなかでも、抜群の立地にありながらお手頃価格で泊まれる「ホテルピューリッツァー」の宿泊記をまとめます。内装がとにかくかわいくてリーズナブルなプチホテル、かなりおすすめですよ!
「ホテルピューリッツァー」がある場所
パリの観光に便利な宿泊エリアを挙げるなら、なんといってもオペラ・ガルニエがあるオペラ地区。大型スーパー「MONOPURI」をはじめ「ラファイエット百貨店」などのショップがあるほか、各種オプショナルツアーの発着場所にも近く、利便性が抜群です。
「ホテルピューリッツァー」の最寄り駅は地下鉄8番線の「グラン・ブルヴァール駅」と、7番線の「ル・プルティエー駅」で歩いて3分程度。街を散策しながらオペラガルニエまで歩くと15~20分くらいの場所です。
周囲には日本のガイドブックや、旅行ブログに載っているおすすめのカフェやビストロもいっぱい。お土産や滞在中の飲食物の買い出しに便利なMONOPU(MONOPURIの広めのコンビニ版。日本のまいばすけっとみたいな小型スーパー)があるなど、とにかく不自由しない立地でした。
私は利用をしませんでしたが、日本食レストランや中華店もちらほら。故郷の味が恋しくなったら利用してもよさそうです。
これだけ書くと大層賑やかな印象をもられそうですが、夜はとても静かでぐっすりと寝ることができました。
「ホテルピューリッツァー」のエントランス
エントランスの隣には一体なにに使うのかなと思うほど、凝ったインテリアのスペースが。アンティークっぽい椅子やテーブル、革張りソファが並んでいます。滞在中、特にここを利用しませんでしたが、グループ旅行ならここで飲み物片手に翌日の予定を確認したり団欒するのかもしれません。
写真を撮るのをうっかりしていましたが、チェックイン時にはウェルカムドリンクサービスもありました。
「ホテルピューリッツァー」のお部屋
利用したのはExpedia経由で予約したダブルルーム、1泊15,177 円です。モノトーンの調度が白い壁を引き立たせていて、センスの高さを感じさせます。1人利用だったのですが、なかなか狭いお部屋でもっぱらベッドの上でごろごろしていました。
2010年に改装したそうで、部屋はとてもきれい。狭い場所に無理やりデスクを置いているので、仕事をしたりお化粧するにはちょっと不便だったかな。
コーヒーや紅茶、ミネラルウォーターの用意がありました。
窓からの風景はこんなかんじ。
テンションが上がったのが、このモザイクガラスがはめ込まれた観音開きの扉と……
その先の洗面台、バスルームとトイレです。バスルームはシャワーのみですが、ありがちな水圧の弱さもなく、明るくて快適に使えました。
「ホテルピューリッツァー」のモーニング
ホテルのフロントの向かいにある階段を降りて、半地下にあるのが朝食会場。椅子とテーブルが連なっていて、ちょっと狭いのですがお料理はとっても充実しています。
デニッシュのほかバゲットは自分で好きな量を切って食べるスタイル。こんなの初めてみました。それからたくさんのフルーツがとってもおいしかったです。
これもパリらしい、ハムといろんなチーズがズラリ。普段は白米派なのでフルーツだけで済ませようかと思いましたが、せっかくなのでバゲットを軽く焼いてハムとチーズを挟んでいただきました。
「ホテルピューリッツァー」に泊まった感想
内装がおしゃれで、どこもピカピカなので日本人にはうってつけのホテルだと思います。スタッフもとても親切で、出入りの際にはいつも笑顔で手を振ってくれました。実は朝食時にカメラを置き忘れて部屋に戻ってしまったのですが、出かける際に「忘れ物よ」と持たせてくれて感激!
念の為、アメニティなどもまとめておきます。
- シャンプーとリンス、ボディーソープ
- バスローブ、タオル各種サイズ
- 傘
- 紅茶、コーヒー(粉末)
- Free Wi-Fi
- 歯ブラシ
- ヘアブラシ、コーム
- パジャマ
- 化粧水、ボディローションなど
- カミソリ
部屋の狭さはパリのこの価格帯ならば珍しいことではなく、日中はほとんど観光していて寝に戻るだけなので不便さは感じませんでした。
もしまたパリに行く機会があったら、ここを定宿にしたいと思わせるホテルでした。