この記事は「家庭を支える技術 Advent Calendar 2015」の17日目の記事です。
1#旅行に行こう! 決めたらonするパソコン電源
我が家では月に一回のペースで国内旅行に出掛けています。「今月はここに行こう!」と決めたら、時間がある時にPCの電源をonしてツアーの検索をスタート。
travelやトラベルコといった比較サイトで、駅近かつ安くてホテルのグレードがそこそこなツアーを探します。ちなみにうちはマイルは貯めていません。夫は完全なデスクワーカーだし、私も新幹線移動が多く。コツコツとマイルを貯めて1回のフライトがタダになるより、2人で格安ツアーで行くほうがコスパが断然よいのです。海外に行くならツアーより航空券とホテルを別で手配したほうが自由度が高いのですが、国内なら断然ツアーが安くて便利。
そして「これは安いしホテルも悪くないんじゃない?」というツアーを見つけたら、立ち上げっぱなしにしているSkypeでURLをシェア。双方が気に入るツアーが見つかれば妻である私が予約手続きを行います。勤め人の夫より、自営業の妻のほうが問い合わせ対応など柔軟に処理できますから。
2# どこ回る? Googlemapで行きたい所にとりあえずピン
無事に予約手続きが処理されて、飛行機や新幹線といった足と宿泊先が決まれば、いよいよ観て回るスポットを抽出します。Googlemapでマイマップを作り、夫と共有。旅行の2週間前を締め切りにして互いに自由にピンを立てます。移動の合間や仕事の合間などの余暇を使って、観たい所や食べたいお店などすべてに”とりあえず”何も考えずにピンを立てていきます。
3# 近在スポットをグルーピングしつつ、行程表を作成
次は立てたピンを2人で整理整頓する作業です。これは出かける10日ほど前に着手します。直前だとレストランなどは予約が取れないこともあるので、ほどよい頃合いとしてこの10日前が私達夫婦にはちょうどよいタイミング。直前は無理やり休みを合わせて旅に出ることも多いので、深夜残業が多く・・・とても予定など立てられないという裏の理由もあったりして。
今回は京都旅行を例に解説を進めます。まず最初に2人で自由に立てたピンからエリアで日程を分けていきます。
京都は見どころが細かく点在しているので、このツールが欠かせません。エリアで見たいところ・行きたいところがまとめられるので、それぞれ1日目に回る場所と2日目に回る場所とします。
次にそれぞれの一日の行程表を作成するのですが、こんな機能を使います。
旅の始発点を京都駅とし、まず最初の行き先を決めたら車か自転車、徒歩ルートの移動でルートを作成します。京都のように狭い地域に人が押し寄せる観光地には車よりも自転車移動が便利です。
京都駅から八坂神社へのルートを表示して保存すれば、どんな場所でも迷うことなくサクサク移動ができます。直線距離も表示してくれるので、土地勘がなくても遠近感も把握できて便利。
こうしてルートをポイントごとに作り、メモで到着時間を追記していけば行程表がカンタンに作成できます。あとは当日、予定に添って行動するだけ。もちろんモバイル端末でブラウジングできるので、紙の地図を持ち歩く必要はありません。
4# 写真はdriveの専用フォルダに集約
2人で撮った写真は仕事に利用することもあるので、管理しやすいようにgoogleドライブにUPしておきます。フォルダを作ったら夫婦でリンクをシェア。SDカードから写真をUPしていくだけです。モバイルで撮影した画像は帰りの新幹線の中でドライブにUPするルールにしたら、共有漏れも少なくなりました。
googlemapのマイマップ機能は家族旅行だけでなく、取材旅行でも進行表を作る上でも使い倒しています。保存できるようにはなっていますが、無料ツールだけに永久保存ができないこと。こうした旅行での利用は2010年から続いていたのですが、アップデートの際に過去データが消去されてしまい今は見ることができません。
ちょっとした旅の記録になっていただけでなく、取材時に「AとCの移動のときどれだけ移動時間があったかな?」と見返すときにも便利だったのでホントにこれだけがホントに難点です。