シドニーは3泊5日の滞在でした。CBDを中心に見どころが広範囲に点在している上、食事もお酒も美味しい困ったシドニー。「ゆっくり飲み食いもしたいし、観光もしたい」と考えると、必然的に時間が足りないわけですよ。食とビールは自分的にどうしても譲れないので、シドニー湾クルーズを利用して観光をサクッと短時間に圧縮してみました。
ダーリングハーバーから出航する「シドニーフェリー」
いきなりステーキ画像ですいません。昨晩食べたニックスシーフードの隣にあるステーキレストランで、もぐもぐランチをしてから船の発着所へ向かいました。左のカップに入ったマッシュルームソースにディップしながら食べるのですが、これが濃厚でやたら美味しい。付け合せのポテトも全部ディップして余すことなくいただきましたよ。それにしても、こっちで焼き加減をレアってオーダーすると「crazy!」と言われるの、なんでかね?
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皮膚がんの患者さんが世界一といわれるオーストラリア。サングラスして日傘していても、容赦ない陽射しでクラックラします。そのぶん、写真は素晴らしく魅力的に撮れちゃうんだけど。。
クルーズのチケットは、発着所のカウンターで購入します。船着場は“ワーフ(Wharf)”と表記されていて、それぞれに券売所が設けられ、目的のワーフまでのチケットを買う仕組み。日本語しか話せなくても、カウンターに海上地図があるので目的地を指差しすれば大丈夫でした。シドニー港をぐるりと走る周遊コースで切符を購入しましたよ。
シドニーは食事やショーなんかも楽しめる豪華客船も就航していて、探すとオプショナルツアーもたくさんみつかります。最初はこっちも検討したけど、名所観光ならこの写真に写っているような停泊中の小型船で充分でしたね。
シドニーフェリーに乗車したら、最上階の席をとろう
時間が来たら、すぐに動きだすシドニーフェリー。乗ったら、ぜったいに陣取りたいのが最上階の席です。青い海と空、オープンエアでかなり気持ちいい! 世界三大美港もいわれる景観も360℃で楽しめるのも魅力のひとつ。
ただし走行にはスピードがあるので、紫外線対策の日傘は諦めなければならないのが難点。日よけをしたいのなら、ひとつ下がった船の後尾がおすすめ。
時間によっては日が差し込みますが、最上階よりは逃げ場も多かったです。走り出してすぐに、美しい港町の建物群を背景に、高層ビルが建ち並ぶシドニーの景観が見えてきました。
シドニー観光の名所、ハーバーブリッジが見えてきました。オプショナルツアーで、この橋の上を歩くプランがあったけどムリムリ。
シンボリックなオペラハウスも海上から全景を眺められます。
海の上からだと、オペラハウスの裏側もばっちり見えます。みる角度が変わると、雰囲気も違いますね~
途中でワーフに立ち寄って乗る人、降りる人が入り混じります。特にサーキュラーキーは乗降数が多かったです。停車時間は短くて、3分程度でしょうか。わたしのように周遊しない人は、目的のワーフが近づいたら下船口にスタンバイしておいたほうが安心です。
シドニーフェリーがいいなあと思うのはバツグンの眺望のほか、見どころも海上からサクッと見て回れること。日本と違って街のスケールも大きいので、一つひとつのスポットをめぐろうとすると結構歩くんですよね。レンタサイクルでぐるっとまわるのもできるのでしょうが、海上からこうして見て回れるのってかなりラクチンです。
「シドニーフェリー」でみるシドニーの名所のいろいろ
これはシドニー・ハーバー国立公園(Sydney Harbour National Park)のワーフです。固有種の森林や、かつて軍の施設が置かれていたため遺構があったり見どころも多いそう。次回来るときには降りてみようかな。
ワーフって単なる発着所のデッキがあるくらいのイメージでしたけど、それぞれの島ごとに個性があって停泊するのが楽しみになるくらい。
近づくまえから異形の建物に興味津々・・・。これ、フォート・デニソン島という名の島で刑務所や砲台が置かれていたそうで。いまでは小さな島にレストランや博物館なんかもあるそう。
ほかにもコッカトゥー島(Cockatoo Island)は、1991年に造船所が廃止になったため廃墟になった建物があり。いまではシドニー版の軍艦島として日本人観光客にも人気なんだそう。
ヨットで遊ぶひとたちとも手をふってごあいさつ。しかし海が本当にキレイで、しばらくリゾート気分を味わいました。
映画に出てきそうな景色に、夢中で写真を撮りました。次回はこんなところに宿泊したいなあ。
海辺にレストランがある島も多くて。フェリーでぶらっと食事に行くのもよさそう。海の水も透明度が高くて、小さな魚もたくさん泳いでいましたよ。
ほかにも遊園地の「ルナ・パーク」やタロンガ動物園など、レジャースポットに立ち寄るためのワーフも。周遊だったので40分ほど乗船していましたが、あまりの気持ちよさに帰りはスヤスヤとお昼寝してしまいました。レジャー用の船ではないので、飲食物の物販は一切なし。暑い季節は飲み物を1本用意したほうがよさそうです。
・ 乗ったら最上階の席をとろう
・ 女性は日焼け止めやサングラスは必須
・ 特に周遊コースは事前にペットボトルを1本用意して乗ると長時間の乗船でも安心
この場所はここにあります
Darling Harbour Aquarium Wharf
[map]〒2000 ニューサウスウェールズ シティ・オブ・シドニー[/map]