紅葉を眺めつつ、長野県飯田市にある元善光寺にお参りして来ました。御朱印の待ち時間に寺務所の人と雑談している最中に、ふとアップルパイが頭をよぎり。だって信州といえば林檎の産地、しかも季節は秋。まさにアップルパイの旬の季節なのですよ。
美味しいものは地元の人に訊くのが一番ですからね~。「近くにアップルパイの美味しいお店なんてありませんかね?」と聞いた私。すると「アップルパイは林檎の産地だから、このあたりはどこの洋菓子店でも置いてますよ」とのこと。さらに「最近道の駅にできたお店がいつも行列で、美味しいですよ」と耳寄り情報を得ることができました。
行列のできるアップルパイ専門店「アップルパイ・ラボ」
聞けばそのお店は、元善光寺から車で15分ほどの距離にある道の駅「花の里いいじま」の中にあるそうで。土日はアップルパイを買う人で長蛇の列だそうな。
駐車場に車を停めてその店を探してみると・・・ありましたありました、アップルパイ専門店「アップルパイ・ラボ」です。なんだかソフトクリームのノボリが悪目立ちしているなあ。
中に入ると店内はカントリー調の内装で、可愛らしくまとめられていました。レジカウンターの付近にアップルパイがショーケースに並べられています。
アップルパイだけでその数8種類! どれも神々しいほど美しいお姿! ただし、どれも賞味期限は当日とあっては通えない私はどれを買うか大変悩ましい・・・。
小さなパイタルトも林檎以外にバナナや洋梨、チーズなどがありました。
アップルパイ専門店ではありますが、焼き菓子などもアレコレと並んでおります。リーフパイやクッキー、パウンドケーキ等々どれもこれも美味しそう。
そして・・・
これがアップルパイ・ラボの看板商品「クリーミーラボ」!なんと2時間以内に食べるアップルパイなんです。「なになに? どういうこと?」と張り紙をガン見。なんでも注文を受けてから中にカスタードクリームを詰めるので、早めに食べないといけないんですって。
結局アップルパイを3種買いました
看板商品は食べないといかんなあ、と買ってすぐにその場で食べることに。包み紙にくるまれたアップルパイは箱から出すとあったか~い。パイ生地から入れたばかりのカスタードクリームが見えております。
これがパイの断面。といっても、モグモグした断面なのであまりキレイではなくてごめんなさい。濃厚な林檎のフィリングにカスタードクリームがたっぷり~。それにこのパイ生地がすごいの、さっくさく!口当たりも軽くて、何個でも食べられそう。出来たてでないと堪能できない濃厚なバターの香りも最高です。食べたあともしばらく、車のなかで「あのアップルパイ美味しいわあ~」を繰り返して、一緒に行った友達を呆れさせたほど。これ、家の近くにあったら毎日でも通いたいレベルです。
家に帰ってからもアップルパイ。これは今の時期だけ限定の「信州紅玉アップルパイ」。昔はアップルパイに使う林檎といえば紅玉だったのに、どうしてマミーズといい、この時期限定になっちゃったんだろう。
「信州紅玉アップルパイ」は、フィリングの林檎に酸味があって甘さ控えめのお味でした。下にアーモンドクリームを敷いていて、あっさり目の林檎の味わいにアクセントとなっていました。
そして信州ふじりんごを使用した「信州アップルパイ」もいただく。これがとっても美味しかった! 林檎のみずみずしさ、シャクシャクとした食感が絶妙。フィリングをベッチャリ煮詰めたアップルパイよりも林檎のシャクシャク感が残っているほうが好きなので、これは好みドンピシャでした。ああ、美味しい。
近ければほんとに足繁く通うのに。通販できるといいなあ。
このお店はここにあります
アップルパイ・ラボ
長野県上伊那郡飯島町七久保2252
[map]長野県上伊那郡飯島町七久保2252[/map]