世界遺産 水原華城の行宮はお城なのにコンパクト

世界遺産 水原華城の行宮はお城なのにコンパクト

ソウルからKTXに乗ってやって来た水原華城。オプショナルツアーもあるみたいだけど、駅からバスやタクシーでもアクセスしやすいのでソウルから個人でフラッと行くのも難しくなかったです。近隣一帯に城塞のような建物があったり、街全体に見どころが点在していましたが、王の離宮だったという「行宮」を見学してきました。

 

王の離宮「行宮」はドラマのロケ地としても有名

「行宮」は1789年に創建された王族のための離宮だそう。なかでも正祖王は頻繁に行宮に滞在しただけでなく、譲位はここで余生を過ごすことを希望したといいます。現在の建物は復元されたもので2003年から一般にも見学を許されました。ヒットしたドラマ『チャングムの誓い』でも行宮がロケに使われたそうで、今も城内にはパネルが設置されていましたよ。

入り口に置かれた行宮の全景模型。広そうに見えますが、じっくりみても1時間半あれば周れます。時間によっては、門前で当時の民俗衣裳を身に着けて披露される武術をみることもできました。

なんだか見たことのない武具がいっぱい。

ちょうどこれから始めるというところでしたが、結構な人だかりが出来ていて。時間の問題もあるので、そそくさと中へ入りました。

お城のわりに、全体的にコンパクトだなあという印象。塀も低いんです。

防火用の水瓶の形状をみると、中国の影響を感じずにいられませんでした。

 

人物模型の展示で当時の雰囲気がよくわかる

行宮のなかには、当時の様子を再現した展示スペースもあり、雰囲気がよくわかって面白かったです。なかなか生々しい人形もありましたが(笑

これはくだんの王様が臣下に接見をして休息した間を再現したものだそう。後ろの迫力ある屏風は当世の最高の画家が描いたもので、王様のお気に入りだったとか。

手前に御簾があって撮影しにくいのですが、隣のお部屋には臣下とおぼしき二人の人形が拝礼しています。拝礼した先にいるのは衣装から王妃のようです。

控えている女官の格好から、チャングムの時代の様子なんだなあと解釈。

チャングムのパネルがたくさん並べられた台所です。日本でいうところの御厨、韓国の水剌間(スラッカン)。復元だからこのサイズなのか、離宮だからこの大きさで事足りるのでしょうかね?

想像していたよりも小さな水剌間でした。人形による展示は、女官や役人のお部屋にもありました。

これもかなり小さくて、4.5畳くらいのサイズです。

小さくても一人になれる場所って大事なんでしょうけど、小さいなあ。ほんとにこんな広さだったのでしょうか。

 

こういう疑問にアレコレ回答してほしいので、やっぱりガイドさん付きの見学がいいなあと思った次第。調度品などが置かれた場所はこの写真くらいで、あとは敷地内の建物群を外観で見学しました。

 

 icon-star-o この旅のポイントまとめ
・ ソウルから遠くないので、半日の滞在で見学も可能
・ 王様の控えの間の調度品は一見の価値アリ
・ 想像よりも全体的にサイズがコンパクトなお城にびっくり
編集者とか旅ライターとかやってます。御朱印と寺社旅メディア「ご朱印びと」運営中。ビールはアサヒスーパードライ派。お米は彩のかがやき派。アジアや日本をふらふら旅して、美味しいごはんをたらふく食べてます。お仕事のご依頼はコンタクトフォームからどうぞ。

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